一般例会No.765 |
紀州雑賀の里へ 郷土巡りシリーズ NO.4 例会記録 |
概要 |
『紀州雑賀衆への興味は強く持っていますが、正直なところまだ勉強が足りません。「戦国期最強の惣村であった」と云われる所以は、鉄砲集団と一向宗がキーワードになるでしょう。しかしその痕跡は例えばお城や博物館の様な確かなものとして残されていません。それでも今回は雑賀と呼ばれる里を巡ってみようと思います。東照宮、章魚頭姿山(136.6m)、雑賀崎の岬、番所の鼻とどこかで雑賀衆の痕跡を探ることができるか楽しみです。手軽なサブザックで参加してください。』 |
日時 |
2023年4月16日(日) |
天候 |
晴れ |
担当 |
小椋(勝) |
集合 |
10:20 和歌山バス・和歌浦口バス停前 参考経路 ダイヤ改正など各自で判断してください。 ① 南海難波駅8:45発特急サザン乗車⇒南海・和歌山市駅9:43着⇒和歌山バス9:58発「海南駅前行」⇒和歌浦口10:11着 ②JR天王寺駅8:27発紀州路快速乗車⇒JR和歌山駅9:38着⇒和歌山バス9:54発「和歌浦口行」⇒和歌浦口10:17着 |
行程 |
和歌浦口バス停~東照宮~潮騒の小道~天神山~章魚頭姿山~雑賀崎の岬~番所の鼻(有料)~雑賀崎遊園バス停解散 |
参加者 |
大森 佐野 砂山 村木(正) 村木(と) 祓川 小椋(美) 渡辺 堀 森本(善) 中嶋 上野 喜多田 谷 中村 計16名 |
東照宮 侍坂の階段 |
東照宮山門から観る和歌浦 |
朱塗りの東照宮 |
潮騒の小道の取り付き |
章魚頭姿山へ潮騒の小道 |
新緑の潮騒の小道 |
章魚頭姿山から観た和歌山市街 |
章魚頭姿山から観た片男波海岸 |
章魚頭姿山から観た初島方面 |
今日の講師 N氏の話を熱心に聞く |
小学校跡地のレモンの丘公園 |
レモンの丘公園から観る東洋のアマルフィ(雑賀漁港) |
雑賀崎からのパノラマ |
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番所庭園へ |
雑賀崎番所庭園の説明板 |
番所庭園 |
バス停まで歩きここで解散 |
前日 昼のテレビニュースを見ようとスイッチを入れると速報で岸田首相を狙ったテロのニュースが流れていました。それも雑賀崎漁港、明日行くところではないか 行けるのかな、大丈夫かなと頭をよぎりましたが取りあえず行こう!と言うことで南海和歌山市駅からバスに乗り和歌浦口へ、バスの車窓から見る紀州徳川家55万5千石の壮大なお城と城下町はこれから向かう雑賀の里に期待をよせさせられる。 和歌浦口で下車し東照宮へ、侍坂と言われる急こう配の石段を上ると目の前に威風堂々とした権現造りの朱塗りの社殿が現れる。参拝客も多い中、少しの間見学し参拝をすませ章魚頭姿山(たこずしやま)へ向かう、和歌浦小学校よりバス通りを少し北に戻り潮騒の小道へ入り権現山、天神山を通り章魚頭姿山へ。山頂で昼食の後、雑賀一族の末裔でもある会員のN氏(土橋氏系)に雑賀の歴史を語ってもらう。雑賀一族の話や一向一揆、門徒の話など知らない話も多く興味が尽きることはない。下山後、和歌山のアマルフィーと呼ばれる港町を通り抜け雑賀崎の番所の鼻公園へ行く。岬の先端に立ち潮風を感じ潮騒の音を聞きながらゆっくりと時間が流れる中景勝地を堪能した。近くに幕末や戦争中砲台があったことや昨日の事件など無縁の平和な時間を過ごし帰途へと着きました。 |
記:小椋(勝) 写真 :村木(正)、小椋(勝) |