一般例会No.779

伊吹山(1,377m) 例会記録

概要

『滋賀県最高峰かつ花の百名山に選定されている伊吹山に登り、高山植物のお花畑を巡ります。』

日時

2023年8月11日(金・祝・山の日)

天候

晴れ

担当

野原、杉本

集合

8:10JR大阪駅中央改札口前(8:23発米原行き快速乗車⇒10:16米原駅着下車)

行程

米原駅⇒(伊吹山登山バス)スカイテラス伊吹山~(西登山道)伊吹山頂上~(東登山道)~スカイテラス伊吹山⇒(伊吹山登山バス)米原駅

参加者

谷、佐野、喜多田、岩本、中川、大岡、前田・・・計9名

11:55 伊吹山スカイテラスの駐車場でバスを降り琵琶湖方面が見える所で出発の挨拶

    「伊吹山植物ガイド」をもらい遊歩道西ルートから山頂を目指します

ルリトラノオ

サラシナショウマ

13:55 伊吹山頂で全員集合

    伊吹山の一等三角点

    弥勒菩薩 伊吹山山岳信仰の中心的な施設だそうです

イブキジャコウソウ

東ルートからバス乗り場へ下山です。

バス乗り場が見えます。

16:30 米原駅で解散

 今回の伊吹山例会で初めて取った行動が3つあります。一つ目が真夏の伊吹山の日帰り登山。日陰の無い伊吹山にこのくそ暑い時期に登ることは、この山を知っている者なら熱中症を警戒し躊躇します。それを可能にしたのは登山バスの存在でした。

 二つ目が例会計画時には想定していなかった大雨による正面登山道の崩壊。正面登山道を下山する予定を頂上のお花畑周回に切り替えたため、丘歩きのような例会となった。

 三つめが行動開始直後からメンバーの行動を自由にしたこと。頂上の日本武尊像前に集まる時間だけ決めて、メンバー各々が好きなだけ花や景色を楽しむ時間を持てるようにしました。EPEで例会のリーダーを担当して十数年、初めての判断でした。EPEメンバーなら無茶な行動はしないとの信頼があったこと。時間に余裕がたっぷりあったこと。頂上周辺の周回路の安全性にまったく迷いを感じなかった点にあります。

 米原駅のバス乗り場周辺は登山客で溢れかえっており、切符売り場の係員に聞くと、満面の笑顔で今日はバスを3台用意したが予約で満席とのこと。やはり乗客が多いのは嬉しいようだ。1時間20分の乗車で伊吹山9合目のスカイテラス伊吹山に到着。本日限定、先着1,000名配布の伊吹山植物ガイドブックを貰い自由行動スタート。

 当初の期待とは裏腹に、私に分かったのは「ルリトラノオ」「シモツケソウ」「シシウド」「キオン」「クガイソウ」「イブキジャコウソウ」「サラスナショウマ」「イブキボウフウ」「アカソ」など極わずか。花に詳しい方ならもっと分かったはず。頂上からは眼下に琵琶湖や広大な濃尾平野、目を転じれば対岸の比良山、比叡山、遠く白山、御岳、日本アルプスの山々が望めました。また、山頂の気温は下界より10℃程度低かったようで、じっとしていると暑さが全く気にならない程度で吹く風も心地よい。

 頂上を後に下山開始、ガイドブックで所要時間1時間の東登山道を30分で下山できました。伊吹山登山バスに乗車、米原駅前で解散としました。因みに本日は「山の日」限定価格でバスの運賃が半額とお得な1日でした。

     

               記録:野原  写真:杉本