一般例会No.803

(ベーシック登山No,75) 能勢妙見山(660m) 例会記録

概要

『能勢妙見山は、運命を司る星の王様(北極星)をお祀りする北極星信仰の聖地です、現在ケーブルカーと登山リフトで参拝出来ますが、今年年末には廃止されるそうです』

日時

2024年3月17日(日)

天候

曇りのち雨

担当

山倉(康)、杉本

集合

7時15分 阪急梅田3階改札口前(梅田発7:30宝塚行乗車~7:51川西能勢口乗り換え~能勢電鉄7:54発妙見線日生中央行乗車~山下駅にて妙見口行に乗り換え~妙見口8:21着)

行程

妙見口駅~初谷渓谷コース~初谷出合~妙見山~新滝道コース下山~妙見口駅

参加者

上野 黒澤 岩本 翁長 秋田 中村 原(康) 山崎 山倉(知) 大森 山田 西村(美) 中山 佐野・・・計16名

8:27 妙見口駅前にてリーダーから挨拶

吉川地区で大災害が起こりそれを鎮めるため防火・鎮火の神の祠や石灯篭を建立したそうです

初谷川のルートのあちらこちらに案内板が立てられています。この案内板はオオムラサキの説明です。

この立て看板は妙見山に至るガイドマップです

材木で作られたとと思われる堰堤です。

初谷川に自生している和紙や紙幣の原料になるミツマタの花が咲いています

ミツマタ

    何回か渡渉を繰り返します

 10:57 妙見山の三角点が隅っこに追いやられてひっそりと佇んでいます

11時能勢妙さんにて

雨が降り出しましたので頂上付近の四阿で昼食休憩

    降り口が急勾配になっている新滝道コースを下ります

天気予報より早く雨が降り出しました

廃止になったケーブル黒川駅にて

営業廃止になった妙見山に登るケーブルとリフトが一望のもと見渡せます

12:40 妙見口駅にて解散

今日の山行は北極星信仰の世界的聖地へ阪急電車から能勢電鉄を乗り継いでお参り登山です。初春の暖かさを期待し能勢電の妙見口駅に降り立ちましたが曇り空で肌寒いです。準備を済ませて8時半出発、のどかな里道を行くとほとんどの田畑周囲は猪除けの柵が施されています。駅前の食堂にも名物の牡丹鍋ののぼりがあったように猪が多いようです。

30分ほどで初谷渓谷ハイキング道の入口です、細い林道の道端にはミツマタの木が見られました。夏には(キツネノカミソリ)と言う彼岸花科のオレンジ色の花が見られます。

沢沿いの道を幾度か渡渉して高度を稼ぐと10時半初谷出合いの道路に出ます、鳥居をくぐると聖域妙見さんへもう少しです。

妙見さんにはいくつもの鳥居があり妙見宮とも呼ばれているようです、ここは日蓮宗のお寺ですが神仏習合といい神様と仏さまをお祀りしており、聖域と俗界を区切るものとして鳥居が立てられ今もそれが残っているようです。

11時15分、パラパラ雨が降ってきましたのでちょっと早いですが境内にある四阿で昼食休憩を摂り、雨に合う前にと急階段が続く新滝道コースを下山12時15分ケーブルカーの黒川駅に着きました。昨年暮れに閉鎖された駅にはまだケーブカーが残されています、おしゃれでちっちゃな車体に乗ってみたいものです。

あとは車道を妙見口駅へ12時40分到着し解散としました。多数参加していただき有難うございました。

               記録: 山倉(康)   写真:杉本、山倉(康)