一般例会No.877

(ベーシック登山№85)友ヶ島・タカノス山(119.7m)

概要

『明治時代、大阪湾の守りとして友ヶ島一帯に要塞が築かれました。第2次大戦終了まで陸軍が駐屯し、一般人は立ち入る事が出来ませんでした。今ではハイキングコースとして要塞跡が整備され、人気を集めています。また風光明媚な海岸線も見どころの1つです。』

日時

2025年7月20日(日)

天候

担当

翁長、小椋(勝)

集合

9:40加太港乗船場(南海・難波駅7:45発和歌山市駅行 特急サザン3号乗車 後ろ4両自由席⇒8:43和歌山市駅着乗り換え8:50発 加太行乗車⇒9:16加太駅着下車~(徒歩約20分)加太港乗船場10:00発 友ヶ島行乗船⇒10:20友ヶ島 野奈浦桟橋下船)

行程

野奈浦桟橋⇒第3砲台跡⇒タカノス山⇒野奈浦桟橋

参加者

安岡、花田、山崎、山田、森北、村木(正)・・・計8名

10:00発のフェリー乗り場は多くの観光客で混雑していました。

フェリー船上から友ヶ島を見る

10:34 友ヶ島に上陸ご行程の説明を行う

案内板を見ながら行程の確認をする

第三砲台に向かう

10:58 第三砲台に到着

砲台跡

砲台跡についての説明を行う

弾薬庫跡

11:36 タカノスヤマ山三角点にて

タカノス山展望台から淡路島を見る

11:57 午後より海が荒れるためフェリー欠航となり12:30が最終となり急いで下山する

最終のフェリーを待つ

13:00 加太港にて解散

 友ヶ島汽船は風速5m以上になれば欠航するとの事であった。

 予定通り10時の便に乗船出来たが、帰船は12時30分発の便にするようにと伝えられる。天気は良いのだが午後より風が強まるようだった。島での行動時間が2時間程度になってしまい、タカノス山と第3砲台跡だけに的をしぼった。

 第3砲台跡は想像していたよりは規模は大きかった。観光客はここまで登って来ないのか人はまばらである。各部屋はトンネルで結ばれており薄暗い電灯が2~3個あっただけで、そこ以外は真っ暗。砲台跡に入った時、誰かが言った「先ほどの3人の兵隊さんを見たか?」と。それ程不気味さを感じさせる所である。

 第3砲台跡であったかどうか記憶はハッキリしないが、子供の頃友ヶ島の砲台跡に来たことがある。当時、弾薬庫の入り口には蔦や草が覆いかぶさり垂れ下がっていた。怖くて少し離れた所から覗いていた事を思い出した。

 タカノス山頂は展望広場に整備されており、そこからは四国、淡路島、うっすらと六甲山も見えている。空のブルー、緑の島、海の色と誠に景観の良い所であった。十分景色を堪能して船着き場に戻る。

 予定の半分しか行動出来なかったのが残念であった。

               記録: 翁長   写真:小椋(勝)