一般例会No.894

鈴鹿・霊仙山(1083.5m)

概要

『鈴鹿山脈の最北に位置し、琵琶湖を一望できるカルスト地形の霊仙山を登りました』

日時

2025年11月16日(日)

天候

晴天(雲一つなし)

担当

森本(善)、山倉(康)

集合

6:00 難波 南都銀行大阪支店前

行程

南都銀行大阪支店前⇒彦根駅⇒(タクシー)今畑登山口~西南尾根~笹峠~近江展望台~霊仙山最高峰~霊仙山~近江展望台~今畑登山口⇒(タクシー)彦根駅

参加者

山倉(知)、南、中山、村浪、佐野、駒井、島野、金田、泉州山岳会1名・・・計11名

登山口で予定説明

8時40分入山

宗金寺

笹峠まであと少し

霊仙の稜線が見えてきました

出発から1時間、笹峠にて

すがすがしい光と紅葉の中を歩く

カルスト地形の急登が始まります

10時50分稜線で一休み

霊仙最高点までもう少しです

霊仙最高点にて

霊仙山頂へ向かいます

11時50分山頂にて

琵琶湖の向こうに比良の山々

稜線にて

笹峠付近まで降りてきました

15時05分駐車場まで下山

 8:40タクシーにて彦根から今は廃村(霊前今畑集落1970年代末頃)になった村の入口にある今畑登山口着。ここで福井県敦賀市在住の村浪氏と合流。今回は泉州山岳会会員とEPE新入会員を含め9名の参加です。少し肌寒いが天気は上々。朽ちかけたお寺(宗金寺)や廃屋を横目に笹峠へ向け九十九道をゆっくり登る。

青空と木漏れ日の中、落ち葉が敷き詰められた紅葉の森を抜けると笹峠着。

峠からなだらかな紅葉の登山道を登ると、眼前に石灰岩地形(カレンフェルト)の白い石柱が林立したまるで剣山(けんざん)のような約300mの急斜面が立ちはだかる。登ること約1時間で頂上へと続く稜線上に出ると近江展望台である。展望台からは真っ青な空の下、カレンフェルトの稜線上を左に琵琶湖、そして右に紅葉と針葉樹林のコントラストが鮮やかな山並みの斜面を望みながら稜線上を頂上に向けて登り続ける。

11:40霊仙山最高峰着。遠くに比叡山、琵琶湖、比良山さらに白く輝く白山、南東には伊勢湾、そして北に目を向けると青春時代雪上訓練に明け暮れた伊吹山を望むことができた。

その後10分程稜線を歩くと霊仙山頂上着。

 ぽかぽか陽気の頂上でくつろぎ、爽やかな風が吹く白いカレンフェルト地形の西南尾根を下り紅葉の森を抜け廃屋の家々の前をとおり、再度今畑登山口着。15:00に予約していたタクシーに乗り込み彦根に向かった。

               記録: 森本(善)   写真:山倉(康)