オプション例会No.189

播州・千ヶ峰(1005m)例会記録

概要

『4月計画の千ヶ峰へ再挑戦です。中国山地の東端にあり、新田次郎の孤高の人で有名な加藤文太郎が神戸と浜坂を線で結び、その線上の山を登り故郷へ帰ったとあります。その近くにあるのが千ヶ峰です。もしかすると登ったかも知れませんが小説の中に出てくる笠形山、段ヶ峰などの山々を見渡せる山です。』

日時

2013年9月8日(日)

天候

曇り

担当

小椋勝久、板谷佳史

集合

7:30 JR大阪駅西口ガード下(車に分乗)

行程

JR大阪駅西口ガード下⇒中国道⇒滝野社IC⇒国道427⇒岩座神~七不思議コース~千ヶ峰~岩座神道~岩座神⇒国道427⇒中国道⇒JR大阪駅

参加者

神阪洋子、黒澤百合子、寄川都美子、山下登志子、安本嘉代、保木道代、福田直也 ・・・ 計9名

9:37 岩座神の神社横に駐車、道中は土砂降りだったが、着く頃にはすっかり上がってこれ以上は降りそうにない天気。

出発前にリーダーから今日のコース確認、予定した飯森山へは行かないで下山とすることにコース変更。

岩座神(いさりがみ)からは三つのコースがあるようだが本日は真ん中の七不思議コースを登り右の岩座神道を下山する。

10:43 七不思議コースの取付きは植林中の急登が続く。

岩座神のいわれは樹林中に点在する巨岩。

11:20 尾根を行くようになると岩場が現れたりして変化がある。

12:12 千ヶ峰~笠形山を結ぶ縦走路上の雨乞岩に出る、涼しい風が吹き抜けて気持ち良い、ここで昼食休憩とする。

千ヶ峰~笠形山間の縦走コースは知る人ぞ知る人気コース。

13:00 千ヶ峰への稜線を行く頃にはガスに包まれたが、まさに「多可の天空を行く」という感じに・・・

13:05 悪天の予報ゆえ、他のパーティ全く見かけない千ヶ峰山頂に立つ。

ガスの中、展望ゼロの千ヶ峰山頂を味わう。

山頂にあった千ヶ峰~笠形山縦走路の案内板、予定では中間の飯森山まで行く予定だったのだが、中止で残念。

下山にかかる頃、晴れ間が出て多可町の田園風景が現れる。

13:53 三谷登山口との分岐点を通過、岩座神へ向かう。

下山途中、南面の展望が開ける。写真ではわからないが遠く明石大橋が見られた。

15:10 岩座神の棚田風景を楽しみながら駐車場へ戻る。

 千ヶ峰 中国山地の最東端に位置する1005mの山、この名前を知った時、中国山地のほぼ真ん中あたりで育った私は興味深い山であり親しみが湧く山に思いいつか登ってみたいと思っていました。

中国自動車道を滝野社インターに向かっている時、前が見えないほどの土砂降りの雨、いったいどうなるのかと同乗者の中から心配の声が上がり不安な気持ちで登山口へ 岩座神(いさりがみ)の神社に着くころには雨も上がり参加者口々に良かったねとの声、神社横に車を止め秋色を出し始めた棚田の中の農道を歩き杉木立の岩座神ルートの入口に着く、そこからの谷沿いのルートを登る、途中蛭に着かれた人もいたが被害が無いように思われた。岩座神の七不思議の案内を横目に汗をかきながら尾根道へ、尾根道で昼食を取り頂上へ、本来ならば見晴らしの良い山で有名ですが霧の為、視界は零。

それでも頂上に着いた頃から徐々に視界が開け始めぼんやりと麓の黄金色した田んぼが見え始めた。ちょっとした秋を感じながら頂上で少し長めの休憩後下山する。中国山地 最東端の山、雨の中来てみて良かった。次は最西端の山かなと思いながら千ヶ峰を後にしました。

 下山後、蛭の被害が続出 私も家に帰って鮮血にびっくり・・・

記:小椋(勝) 写真:小椋(勝)、板谷