オプション例会No.193

鈴鹿・カクレグラ(990.1m)例会記録

概要

『鈴鹿の一風変わった山名に登る、ただし、漢字で書けば隠嵓で、下から山頂が見えないだけのことらしいが・・・厳冬期は少し厳しいかも。』

日時

2014年1月26日(日)

天候

曇り一時雨か雪

担当

板谷佳史、大西恒雄

集合

7:00 JR大阪駅中央改札口(7:15発 新快速米原行きに乗車、8:20近江八幡着)

行程

近江八幡駅⇒(タクシー)R421・永源寺町佐目子谷橋登山口~カクレグラ往復⇒(タクシー)近江八幡駅

参加者

寺島直子、安岡和子、安部泰子、黒澤百合子、保木道代、谷村洋子、近藤さとみ ・・・ 計9名

出発準備中

9:23 小雨の降るなか、国道421号佐目子谷橋の登山口でタクシーを降りる。

佐目子谷橋の登山口

あまり知られていない山だが、登山届BOXもあるくらいだから、登山者は来るのだろう。

鉄塔近く

登山道の下部は送電線の巡視路を兼ねており、巡視のための道標を辿って、最初の鉄塔に着く。

風強く寒い中、鉄塔で休憩

10:02 鉄塔下で最初の休憩するが、吹きさらしの場所で雨に加えて風も強く寒い。

稜線に出る

12:00 植林帯を抜けて頂上稜線を行くようになると積雪も増えて冬山らしくなる、気温も下がり雨は雪に変わりやがてそれも止み、濡れる心配も無くなる。

稜線途中で休憩

頂上稜線が長く山頂が遠く感じる頃一度休憩、1000m程度の山とはいえ、さすがに気温が下がってきた。

稜線はかなりの積雪

12:30 傾斜の緩い頂上稜線をラッセルして行く、時々ガスに包まれて幻想的。

山頂に立つ

12:40 カクレグラ(隠嵓、水谷岳とも)山頂に立つ。三角点も有るのだが、今は木にぶら下がった山名板だけが確認の方法。

山頂風景

山頂でしばしの歓談。計画どおりラウンドコースに向かうかどうか迷うところだが、時間とルート探しのことを考慮して元来たコースを下山することとした。

下山にうつる

13:10 頂上稜線を下山中、雨、雪も止んで時折日が射すほどの天気に回復した。このあと、少々ルートに迷ったすえに15時過ぎ、佐目子谷橋登山口に戻る。

GPS記録

カクレグラ例会のGPS記録、下山途中巡視路標識に惑わされて一つ西隣りの尾根を下降してしまいました。

 タクシー乗車中から小雨が降り出し、雨の中の出発となった。植林帯を登る間は積雪もほとんど消えており、上でもこの調子なら面白くないな・・と思いながら辿る。しかし植林帯を抜けて「水呑岳」と名付けられたピークを過ぎ、頂上稜線を行く頃には本格的な積雪となり雨は雪と変わりやがてそれも止む、もちろん先人のトレースはなく雪山を充分味わえる。カクレグラと言うだけあり、頂上稜線に出てからいくつピークを越えてもなかなか山頂に出ない。やがてそれ以上高いところが無い場所に出、山名板の懸る木もあり山頂を確認する。

 計画どおり更に頂上稜線を西に行き、佐目の八幡神社登山口に下山したい誘惑にかられるが、ここまでで時間を費やしてしまったし、更に頂上稜線でのルート探しの続きが待っていることを考えて諦め、往路を戻ることにした。

記:板谷 写真:板谷、安部