オプション例会No.195

第12回スキーカーニバル北海道・イン・ニセコ・ヒラフ 例会記録

概要

『ニセコはスキーカーニバルで既に2回訪れています。いずれも旧プリンス東本館コースでしたが、今回はニセコ最大のグラン・ヒラフを選びました。その北東側にはオーストラリア資本に買収されて有名になりました花園ゾーンがあります。雪質は最高だそうです。そして、蝦夷富士羊蹄山を真正面にしたロケイション、贅沢な比羅夫温泉で疲れを癒すひととき、生きていてよかったときっと思います。』

日時

2014年3月2日(日)~6日(木)

天候

3/2:晴れ、/3:雪、/4:晴れ後雪、/5:晴れ後雪、/6:晴れ後吹雪

担当

紀伊埜本節雄、西村晶

集合

関西空港JALカウンター前 10:50集合

行程

3/2 関西空港⇒新千歳空港⇒シャトルバス⇒ホテルニセコアルペン

3/3 終日・スキー

3/4 終日・スキー

3/5 終日・スキー

3/6 復路は往路と同じ

参加者

翁長和幸、大石隆生、野原勇、上原進一、安本昭久、安本嘉代、寺島直子、山下登志子、安岡和子、杉本栄子、片山純江、小杉美代子、紀伊埜本博美 ・・・計15名

関西空港10:50集合、本日は終日アプローチのみ、ゆったりとした気分で旅を楽しみました

夕日に沈む蝦夷富士(羊蹄山)、ニセコアルペンホテル横の駐車場からの眺めは富士山そっくり、雄大な風景です

歓迎の札は「EPEクラブ御一行様」

朝のスキーロッカー室、余裕のスペース、ここで抜かりなく準備を整える

スキーヤー出入り口の直前にあるリフト乗り場、これが楽しい。特に横着になったとは思わぬが、重い靴でガタガタ歩くのは興醒めだ

積雪3.9m、気温-10度、リフトの支柱の埋もれ具合と左右の樹木にご注目ください、何となくアンバランスな光景、樹林の中にもシュプールがある

リフト降り場では何を語るも意味は無い、「寒いな!」「寒いよ!」で充分だ

なかなか手強そうなコース設定、視界が悪く、全体像が掴みにくい ここは右か左か思案のしどころ、協議中のリーダー達

チャペルが深く埋まっている。ところどころ、この様な平坦地があり残る部分に急斜面が多い、谷歩きの予感と一緒です

Kリーダー,Oリーダーの2人、なにやら技術確認の模様、お歳も考えましょうよ、それを言ったらお終いだ

ときに立ち止まりルート確認、コース図をひろげるのはNリーダー

ヤンキースタイルのNリーダー、こういう場面ではほんとに頼りになる人

ニセコはさすがにEPE専用ゲレンデとはいかない、メンバーが急斜面をこなすまで上で見守るOリーダー2人、こんなに賑うゲレンデはひさしぶりだ

 ニセコ最北端の花園エリアに到達、案内版は英語が主役、日本語はルビ、噂に違わず面白い世界だ

基地となる花園308館、昼過ぎに入ったが既に満席、90%いや店員を除けば全て外国人の大男、そして彼らの食べること、食べること、待てども待てども席は空きそうもない、ついに当方は昼食を諦めて退散した

翌々日、10:30に再挑戦、見事に席は確保したが当方の口に合いそうなメニューは無い(懐具合も)、ポカリスエット1本¥350円也で悠々退散した

花園エリア第1リフト、最上部まで長いリフトが3本続く、始めはオーストラリア資本で運営されたとか?聞かされていたが、今は東急リゾート

初日は視界が悪く、緩急に差があり過ぎて今一かと思ったが

この日は視界はまずまず、ご覧の通りシンプルで豪快なコースだと再認識した。やっぱり五感が働かにゃ面白くない。K嬢の立ち姿は感動を表現しています

ニセコの対面に聳える蝦夷富士、3日間のスキー場でただ1度のシャッターチャンス、滑降者はT嬢、ご覧の皆さんも壮大な気分を味わって下さい

ご機嫌のK嬢、今年は快進撃でした、来年も頑張ります

ニセコアルペンホテルのスキーヤー出入り口、文字通り自動扉の前まで滑り込めます

ニセコの街は食事処が魅力的です。メニューは英語が主体と云われるぐらい外人が多いという噂は本当でした。彼らは長期滞在型、まさに人生をエンジョイしています

チゲ鍋です

カニ喰いです

ビールのお代わりです

第12回目のスキーカーニバルは無事終了しました。これほど続く単一企画はめずらしいです。元気が何よりです、お陰様です、もっと楽しみましょう

今日にも北海道は大荒れの冬型になるとか、不気味な晴れた朝です。予報通り新千歳空港を飛び立つ飛行機は45分遅れの危やふいセーフでした

 ロッカースキーという新型スキーが現れました。ロッキングチアーの足の様にスキー板が反り上がっていて(見た目は解らないが、昔の板のようなベントの反りが無い)深雪、パウダー向きの機能が強いらしい。ツインチップスキーという、板の前後が丸く反り上がっているスキー板も数年前からよく見かけるようになりました。これは後ろ向きに滑ることも可能にしたフリースタイルスキーの機能を備えているらしいです、ただしこれはあくまでも店頭での話しです。身近にそれらを使用している人の話しではありません。

 さてニセコの報告です。外国人(オーストラリア)の多いのには驚きました。とくに花園ゾーンは別格で、彼らはゲレンデの隅々から樹林の中まで自由自在に滑走しています。アフタースキーもまるで我が庭を闊歩するようで、その旺盛な遊び上手には我々日本人が肩身の狭い思いを感じました。でも一番の驚きは、彼らが実際に足にする新型スキーの様々です。まるで全員が最新型デモのようで、その機能を存分に楽しんでいるかに見えました。帰宅後、私は早速スキー専門店に出かけました。

 スポーツの進歩に用具の改革は欠かせません。そんなことは承知の上で、もはや高齢者には関係ないと思っていましたが、少し私の考えを訂正しました。「高齢者こそ用具の進歩改革の恩恵を受ける」べきで、その効果を生かし、少しでも長く安全にスポーツを楽しむべしとです。ただし店の人はこんな失礼なことは云いませんが、高齢者にとって、この先数年にターゲットを絞っても決して損はしません。見るより習えです、ニセコの外国人は良いことを見習わせてくれました。

 EPEの皆さん、遊びは人生の学びです。来シーズンのスキーを精一杯楽しむためにも、今日から精一杯、遊び、学びましょう。オー!シーハイル!

動画記録はこちらです[撮影:上原]

動画記録はこちらです[撮影:西村(晶)]

 記:紀伊埜本(節)、写真:西村(晶)、紀伊埜本(博)