オプション例会No.199 |
鈴鹿・愛知川本流遡行 例会記録 |
概要 |
『白い花崗岩の明るい谷歩きを楽しみます。』 |
日時 |
2014年6月8日(日) |
天候 |
曇り一時晴れ |
担当 |
板谷佳史、安部泰子 |
集合 |
7:00 JR大阪駅(7:15発 新快速米原行きに乗車、近江八幡乗換え、9:00 近江鉄道八日市駅) |
行程 |
八日市駅⇒(タクシー)杠葉尾~神崎川林道~愛知川本流遡行~ツメカリ谷出合手前付近遡行打切り~登山道下山~杠葉尾⇒(タクシー)八日市駅⇒帰阪 |
参加者 |
古松育代、駒井万生子、前田守、黒澤百合子、保木道代、安岡和子、戸松高志、戸松みつえ、江本恭子 ・・・ 計11名 |
9:43 不法投棄に困り林道ゲートが閉じられている。おかげで30分以上の余分な林道歩きを強いられる。曇りの予報にもかかわらず強い陽射しが |
11:10 アプローチが増えたぶん遅くなってしまったが、発電所の取水口を目指して林道から下降すると堰堤下に降り立ち入谷の準備 |
11:20 まず目の前に立ちはだかる堰堤を懸垂下降とハシゴ登りで越える、いきなり沢登りと関係ない人工物を登るはめに |
堰堤登り-2 |
堰堤登り-3 |
しばらくは静かな河原を行く |
11:51 やがて瀑流帯となり、案内どおりの白い花崗岩と透明な水に目を奪われる |
11:59 左右をへつって淵と滝をかわしながら進む。淵の奥を垣間見る |
13:40 瀑流の渡渉を避けて高巻くが容易に戻れない、やむなく水流の上に懸垂下降で戻り、この姿勢のままジャンプ |
14:05 今年最初の水と岩の感触、開放感に浸る一瞬 |
14:06 淵を泳いで滝に取付くという手もあるが、時間節約のため巻き道を探す |
14:20 巻き道から眺める淵の奥、一つ突破しても更に続いている。岩と水が作る渓谷美を堪能できる |
14:30 急流の渡渉は転んだらそのまま流される恐れもある。皆必死の様相 |
14:45 静かな淵をへつる時には眺めを楽しむ余裕も・・ |
14:50 6月に入ったばかりで曇り空でもあり、まだまだ水温は低く感じる。股以上は浸かりたくない気分が強い |
渡渉風景-2 |
渡渉風景-3 並んだカメラマンはだれか転ぶのを待っている? |
15:00 そろそろ下降に移らねばならない時間だ、この先を覗いてみて終了となりそう |
15:30 プールのような大淵に行く手を阻まれる、これ以上行くには時間切れだ。 |
少し戻って登山道にエスケープすることに決定。このあと左岸に見つけたかすかな踏み跡から登山道に出て、更に神崎川林道に出る。17:50林道ゲート前に下山し、呼んでいたタクシーに乗る。 |
杠葉尾(ゆずりお)から神崎川林道にタクシーを乗り入れる予定であったが、昨年から車両進入が禁止されていることを知った。このため往復約1時間の歩きが増えた。神崎川発電所の取水口が入谷地点だが、その下の堰堤に出てしまい、極力ザイルを使わずスピードアップを図りたいところだが、これを越えるのにさっそくザイルを使用してしまう。 堰堤の上からしばらくは河原歩き。やがて次々と深い淵をもつ急流が現れるようになる。いずれも左右をへつって通過して行く。急流の渡渉は水量多く足をすくわれないよう慎重に渡って行くがやがて渡渉を躊躇するような瀑流に阻まれる。強行するか迷った末左岸を高巻くことに。ここでトラバースにザイルを使用、更に懸垂下降で再び流れに戻ろうとするが、着地点は急流の上で懸垂のかっこうのまま対岸までジャンプを強制される。11名が終えるまで1時間以上、ここで遅い昼食休憩。すでに14時なのでエスケープを考えながら上へ向かう。15時頃左岸にエスケープに使えそうな踏み跡を確認、ここへ戻ることを念頭に先へ進んでみる。やがてプールのような大淵に拒まれ15:30、予定のヒロ谷出合はまだまだ先だが、ここで時間切れということにする。先ほどの踏み跡まで戻り、登山道に出て下降することに。不明瞭な踏み跡と少しの赤テープを拾って疲れた足を進めると、やがて明瞭な登山道に出ることができた。更に神崎川林道の奥部に出てあとはタクシーが待つ林道入り口へと急いだ。 |
記:板谷 写真:板谷、安部、戸松(高)、戸松(み) |