オプション例会No.200

湖北・三重岳(さんじょうがだけ 974.1m)間谷遡行 例会記録

概要

『標高差600m余りの湖北の谷歩きで、手ごろなシャワークライムを味わう。』

日時

2014年7月26日(土)~27日(日)

天候

7/26:晴れ /27:曇り一時雨

担当

板谷佳史、安部泰子

集合

7/26 15:34 JR近江今津駅(14:15 大阪駅発 新快速敦賀行きに乗車)

行程

7/26 近江今津駅⇒(マイカー)三重岳登山口付近・落合(テント泊)

7/27 泊地~間谷橋~間谷遡行~三重岳~落合登山道下山~三重岳登山口~泊地⇒(マイカー)近江今津駅

参加者

川守田康行、江本恭子、駒井万生子、古松育代、黒澤百合子 ・・・ 計7名

前夜のキャンプ

7/26 前夜は三重岳登山口付近にある落合休憩舎にてキャンプする

キャンプ地を出発

7/27 5:00 キャンプ地を出発する

橋の名前で谷を確認

5:27 橋の名前で目指す谷であることを確認

入谷の準備中

5:46 間谷橋にて入谷の準備中

しばらくは1mほどの滝が続く

しばらくは1m程の滝が続くのみで平凡な流れ

やがて2、3mの滝

6:06 やがて2、3mの滝が続くようになる

始めてロープを使用

6:16 ここで初めてロープを使用する

淵から滝へ

今にも降りそうな曇り空で、さすがに深い淵には入りたくない

シャワークライミング

浅い淵に入ってその先の滝をシャワークライミングで越える

淵から滝へ

この頃から時々雨が降るようになったが、淵から滝へと辿っている間は忘れている

ゴルジュの通過

7:20 規模は小さいがゴルジュ帯がある

ゴルジュの通過

ゴルジュの通過

4m位を直登

4m位をシャワークライミングで直登する

流木に乘って・・

8:40 流木に乘って滝身へ近づく、曲芸のよう

イワタバコ

沢歩きではおなじみのイワタバコが咲く

楽しそう

8:46 時々雨が降るコンディションでの沢登りですが、楽しそう。

 

8m滝を見る

8:51 この谷最大の8m滝を通過する、直登は出来ず左を巻く。このあと7mの滝を巻いたら尾根に出たのでそのまま登山道へ向かうことに

登山道に出る

10:46 急峻な尾根を登りつめると登山道に出た、ここまで恐れるヒルも現れず雨もこのまま止みそうでホッとするひと時

 

山頂

11:20 三重岳山頂に立つ、雨は上がったがガスっていて風も強く寒いくらい。見えるはずのびわ湖・若狭の大展望が全く得られないのは残念

 

オトギリソウ

山頂に咲くオトギリソウ

ブナ林を下る

三重岳の落合登山道は長尾と呼ばれるだけあって長い下りだが、美しいブナ林が続き雨の上がった後の爽やかな尾根の下降が続く。途中でびわ湖に浮かぶ竹生島も見えた

登山口に帰る

13:12 再び蒸し暑さが戻る登山口に帰った

 梅雨明け以来全日晴れて猛暑が続いているのに、遡行当日だけは天気が崩れて、朝からどんより曇っている。遡行を始めて2時間ほどで雨が降り出す。沢登りだからどうせ濡れると言ってもやはり気勢をそがれるが、そのうち止んでまた降るの繰り返し。強く降ることも無さそうなので続行することに。谷はとりわけ大きな滝がある訳でもなく平凡な平流と小滝の連続が多く行程ははかどった。源流直前にある7m滝の直登を避けて右を巻き登ると顕著な尾根に上がる。再び下降しても遡行はすぐに終了してしまいそうなので、このまま尾根を登ることにする。一時間ほどの急登で三重岳の登山道850m付近に出ることが出来た。山頂を往復して下山する頃には雨もすっかり上がって日が射すようになる中、ルート探しの心配も無い登山道をのんびり下った。

記:板谷 写真:板谷、安部、川守田