オプション例会No.213

高島トレイル-2 大谷山(813.9m)~大御影山(950.1m)~武奈ヶ嶽(865m)例会記録

概要

『高島トレイルを歩く。二回目は北半部の核心部を縦走します。』

日時

2015年4月25日(土)~26日(日)

天候

両日とも快晴

担当

板谷佳史、村浪義光

集合

4/25 7:30 JR大阪駅中央改札口前 (7:45発 新快速・敦賀行き乗車、9:25マキノ駅着、9:46発 近江鉄道バス・マキノ高原線乗車、高原温泉さらさ下車)

行程

4/25 マキノ高原~寒風~大谷山~抜土~近江坂~大御影山(泊)

4/26 泊地~大日尾根~三重嶽~武奈ヶ嶽~水坂峠~今津町保坂⇒(バス)JR近江今津駅

参加者

寺島直子、保木道代、安岡和子、小川眞裕美、江本恭子、谷村洋子、近藤さとみ、安本嘉代 ・・・ 計10名

マキノ高原にて出発の準備

4/25 10:08 「マキノ高原さらさ」バス停に着く、ここからスタートです。出発の準備中

スキー場を登る

10:36 ワラビがいっぱいのスキー場内を登って行きます、残念ながらここでワラビ狩りともいかないので横目で通過

寒風(840m)に到着

12:55 途中昼食タイムをはさんで、寒風(849m)に到着。ここで高島トレイル(中央分水嶺、縦走路)に合流したことになる

大谷山に向かう

13:19 大谷山への稜線を行く、明るい草稜が続き解放感満点

大谷山に到着

13:41 今回の縦走、最初のピーク大谷山(813.9m)に立つ。

これから向かう稜線が見える

今日の泊予定地である大御影山から大日尾根への稜線(近江坂)が見える。まだまだ遙か遠いです

大御影山に着く

途中、抜土(峠状570m)にて水を補給し、急登を続けると、ビラデスト今津から来る近江坂に合流。近江坂は近江・今津町と若狭・三方町を結ぶ古い峠道で深い溝状になっており、歩きづらい。

そんな古道を辿って、16:54 大御影山(950.1m)に到着

大御影山頂上にて

予定した泊地は更に1時間ほど行った大日尾根にしていたが、おまけしてこの付近の平地にテントを張ることにした。村浪さんが担いでくれたビール他で山上宴会

大御影山の朝

4/26 5:23 大御影山山頂の朝を迎える

出発準備中

出発の準備中

朝のブナ林

6:18 朝日を浴びて大日尾根へのブナ林を行く、この付近のブナ林は滋賀県下最大規模と言われているだけあって、すばらしい。三重嶽までは入山者の少ない地域だ、足元の樹林は積雪で押さえつけられ低く寝ており、また倒木も多く歩きづらい

大日尾根分岐点

7:21 大日尾根(840m)に到着、ここは若狭の大日(750.9m)への分岐点。ここで若狭へと向かう近江坂と別れることになる。

三重嶽へ向かう稜線

8:30 三重嶽北尾根を行く

越えてきた近江坂と対面

テントを張った大御影山の反射板とそれに続く昨日登った近江坂の尾根が対面に見えてくる、はるばると来たものだ

三重嶽山頂に到着

9:05 三重嶽(さんじょうがだけ 974.1m)に到着する、高島トレイル中の最高点である

武奈ヶ嶽山頂

11:52 武奈ヶ嶽(865m)を通過

縦走最終点へ下降

12:56 武奈ヶ嶽を過ぎると後は降るのみとなったが、水坂峠までの降りは急で岩場混じりもあり疲れた足には少々こたえた

水坂峠に着く

14:18 水坂峠に到着して今回の縦走は完了した。続きの登山口標識が見えています。この後国道303今津町・保坂バス停まで歩き、15:33発のバスに乗りJR近江今津駅へ・・そこで解散しました

 

高島トレイルの花々

イカリソウ

イカリソウ

イワカガミ

イワカガミ

カタクリ

カタクリ

カタクリとイワウチワ

イワウチワ(近江ではトクワカソウと呼ぶらしい)と寄り添うカタクリ

イワウチワ

イワウチワ(トクワカソウ?)

マメザクラ

カタクリ

カタクリ

イワウチワ

イワウチワ(トクワカソウ?)

タムシバ

コブシ

 これでもか、というほどの快晴続きでした。高島トレイルの縦走路にはこれでもか、というほどの新緑と花々が溢れていました。

今回歩いた区域の最初は人気の赤坂山の登下山路と重なって人が多かったのですが、寒風から先へ行くと近江坂出合までほとんど人と出会いません。近江坂を使った大御影山のみへの往復登山者はかなりいる。大御影山から先は、途中三重嶽~武奈ヶ嶽間が石田川ダムからの日帰り登山者で賑わうのみで、それを過ぎると全くと言ってよいほど人がいません。そのぶん静かな山に浸れます。

 個人的にはトレイル全長のうち主だったピークにはすべて立ちましたが、通しの縦走はできていませんので新鮮な気分で歩けました。来月の例会「高島トレイル-3(赤坂山~黒河峠)」を合わせると、北半が完成します。水坂峠から先に南半約40kmが残っていますので、あと2回の例会を企画して完走を目指します。

記、写真:板谷