オプション例会No.214

鈴鹿・入道ヶ岳(906.1m)~宮指路岳(946m)例会記録

概要

『遮るものの無い入道ヶ岳山頂の解放感に加え花の宝庫・イワクラ尾根を訪ねて。鈴鹿の春を歩く』

日時

2015年5月2日(土)~3日(日)

天候

5/2:晴れ 5/3:曇り時々晴れ

担当

板谷佳史、山倉康次

集合

5/2 15:05 JR亀山駅(12:45 JR天王寺駅発大和路快速・加茂行に乗車、加茂乗換え 関西本線亀山行に乗車15:05亀山駅着)

行程

5/2 JR亀山駅⇒(マイカー)小岐須渓谷キャンプ場付近(泊)

5/3 泊地~滝ヶ谷~二本松尾根~入道ヶ岳~イワクラ尾根~宮指路岳~小社峠~泊地⇒(マイカー)JR亀山駅

参加者

小川眞裕美、安岡和子、江本恭子、神阪洋子、谷村洋子、小杉美代子 ・・・ 計8名

小岐須渓谷でキャンプ

5/2 小岐須渓谷キャンプ場の駐車場にテントを張り始めたら、管理人が居て禁止され、正しい場所を指定されてテント代を徴収される。その代り我々だけで設備を使用できた

出発の準備

5/3 5:50 キャンプを撤収して出発

入道ヶ岳登山口

キャンプ場の目の前が入道ヶ岳・滝ヶ谷コースの登山口

滝ヶ谷コースを行く

滝ヶ谷コースは入り口付近にはクライミングゲレンデの椿岩があったりして、谷沿いの登山道も変化に富んでいる

二本松尾根の取付き点

7:00 滝ヶ谷と別れて尾根に出るとしばらくで椿大神社からの登路と合流し、二本松尾根への取り付き点に出る

 

山頂直下

入道ヶ岳山頂は椿大神社の奥宮となっており、鳥居が仰がれるようになると山頂は近い

山頂付近はアセビの原生林

二本松尾根から山頂付近にかけてはアセビの原生林

 

入道ヶ岳山頂に立つ

8:07 入道ヶ岳(906.1m)の明るく広い山頂に立つ、残念ながら雲の中で展望は得られない

イワクラ尾根へ向かう

入道ヶ岳から明るい笹原を辿ってイワクラ尾根に向かう

イワクラ尾根は痩せ尾根

8:35 入道ヶ岳から鈴鹿主稜線へとつながるイワクラ尾根の痩せ尾根を行く

イワクラ尾根のイワカガミ

イワクラ尾根はイワカガミの宝庫

鈴鹿の主稜線を行く

10:06 イワクラ尾根を登り切って鈴鹿の主稜線を南下するようになると、日が射すようになって眩しいばかりの新緑

宮指路岳山頂

10:57 宮指路岳(946m)に立つ、標高値のゴロ合わせの山名

宮指路岳から先も痩せ尾根

宮指路岳~小社峠間も痩せ尾根が続き、犬返しの険などを通過して行く

宮指路岳から先も痩せ尾根

12:10 イワカガミ群落を横目に痩せ尾根を行く

小社峠に到着

12:23 小社峠に到着。今回の縦走はここまで

小社峠で最後の休憩

小社峠で休憩、あとは降るのみ

小岐須渓谷への林道に出る

小社峠から仙ヶ谷コースを下降して 13:27 小岐須渓谷からの林道に出る。この後長い林道歩きの後、14:15頃キャンプ場に戻った

 2013年12月の例会で仙ヶ岳~宮指路岳への縦走に挑戦したが、意外な積雪量に阻まれて完遂できなかった。そのリベンジも兼ね今回は入道ヶ岳からの逆回りで宮指路岳を巡るコースで計画した。8時間を超える長丁場でしたが、皆さんがんばって予定どおりのコースを完歩できました。鎌ヶ岳以南の縦走路やそれにつながる尾根は鎌尾根に代表されるように、岩稜や風化した花崗岩の崩壊地となっている個所が多く、今回のコースもそうだが、アルペン的な雰囲気と適度なスリルも味わえ退屈しないルートが多い。おまけにこの季節であれば、花も期待できる。入道ヶ岳と宮指路岳周辺で人と出会っただけで、我々のようなロングコースを辿る人はまれなので、連休中とはいえ、静かな山行ができました。

記:板谷 写真:板谷、山倉