オプション例会No.218

比良・白滝谷遡行 例会記録

概要

『夏本番を迎え、比良の谷入門コースで渓谷美を味わう。』

日時

2015年7月25日(土)

天候

快晴

担当

板谷佳史、大石隆生

集合

7:30 JR大阪駅中央改札口前 (7:45発新快速・敦賀行に乗車 8:35堅田着、8:50発細川行きバスに乗車 9:36坊村着)

行程

坊村~牛コバ~白滝谷遡行~夫婦滝~御堂(遡行終了)~木戸峠~クロトノハゲ~JR志賀駅

参加者

古松育代、駒井万生子、保木道代、前田守、黒澤百合子 ・・・ 計7名

坊村を出発

9:45 坊村でバスを降り、出発。1時間15分の暑い林道歩きの始まり

入谷準備

11:00 明王谷沿いの林道~牛コバ~白滝谷林道終点に着く。入谷の準備をしてラジオ体操

最初はたいした滝も無い

入谷してしばらくは大きな滝も無く大岩をぬいながら辿る

水量は豊富

水量は豊富で楽しく辿っていける

水は冷たく澄んでいる

水は冷たく、空気はひんやり、暑い世間を忘れられるひと時

白石谷出合の布ヶ滝

12:40 白石谷出合に到着、布ヶ滝が懸る

核心部を辿る

白石谷出合を過ぎると次々と滝が現れこの谷の核心部となる、見えているのは白滝(8m)

コケが美しい

樹林とコケ、水と岩が織りなす景観。至福のひと時

白い花崗岩の谷

花崗岩の谷で、白い岩を縫う感覚は格別だが、水量は多く流れの激しい個所もあるので油断はできない

斜滝を登る

15mの斜滝、ホールド、スタンス豊富で快適に登れる

多段のナメ滝

多段のナメ滝が続く、水で洗われたナメ滝の通過は楽しいに尽きる

夫婦滝に着く

14:10 この谷最後の滝、夫婦滝(2条25m)が現れる。釜も深い

夫婦滝

夫婦滝は登れない。登山コースから滝見道が降りてきているのでこれを登る

木戸峠

夫婦滝の上で遡行を終了する。そこからは登山コースを辿って 15:35木戸峠に出た。あとは降るだけだが沢登りで疲れた足には長く少々つらい降りが待っている

JR志賀駅に下山

17:45 木戸峠からクロトノハゲを経て、キタダカ道をJR志賀駅に下山完了した

 

 明王谷本流と、その支流である口ノ深谷、奥ノ深谷はすでにEPE例会で取り上げられています。残った支流、白滝谷を今回辿りました。

 初心者向けと言うとおり困難な滝は無くすぐそばを登山道が通る安心感もあり人気があるようです。今回も2、3パーティが前後しており、思ったコースを辿れず、止む無く巻き道を使った時もありましたが、その分早く終了できました。恐れていたヒルも案外ほとんど見かけることがなく、お一人のクツに潜んでいただけで被害ゼロでした。酷暑の下界を忘れて冷ややかなひと時を味わっていただけたのではないでしょうか。

 

記:板谷 写真:大石、板谷