オプション例会No.220

能郷白山(1.617m)と冠山(1.257m)例会記録

概要

『奥美濃の最高峰能郷白山と冠山をそれぞれ近直の峠から登ります。公共の交通手段ではアプローチに恵まれない山々です。この機会を逃さず登りましょう。』

日時

2015年9月5日(土)~6日(日)

天候

9/5 : 晴れのち曇り、9/6 : 雨

担当

西村晶、紀伊埜本節雄

集合

9/5 7:10 難波・南都銀行前

行程

9/5 大阪難波⇒貸切り小型バス⇒北陸自動車道福井北IC⇒浄法寺山青少年旅行村~浄法寺山往復⇒越前大野・扇屋旅館(泊)

9/6 越前大野宿・扇屋旅館⇒R157⇒温見峠~能郷白山往復⇒北陸自動車道福井IC⇒大阪難波

参加者

小川眞裕美、保木道代、上原進一、青木義雄、寄川都美子、安本嘉代、村木正人、村木とも子、實操綾子、村浪義光、藤田喜久江、池田える子、牛山恵美子、大石隆生、和田良次、和田敬子、西村美幸 ・・・ 計19名

9/5 10:57 登山口の浄法寺山青少年旅行村に着き、出発の準備。今回は国(酷)道という名の林道を走るので、マイクロバスになりました。

11:18 清水小場という水場がある小さな広場から冠岳コースに入る。

11:21 沢を渡ると1時間ほどの急登がいきなり始まる。

ロープがある岩場を何箇所も登っていく。

12:35 冠岳の頂上に着き、お昼休憩。

雑木林の中、小さな上り下りを繰り返して進んでいく。

14:15 広場に三角点と展望デッキがある浄法寺山の頂上に着く。

ガスっていて、頂上から北にある丈競山(たけくらべやま)の避難小屋が見え隠れしている。

ツルリンドウをときどき見かけた。

16:00 往路を戻り、冠岳からツツジが原コースを下る。ロープが張られた岩場が次々と現れる。

更に下ると岩が積み重なった斜面が続く。

赤いペンキで「しし岩」と書かれた露岩の横を通過。

振り返ると、黒岩がそそり立つ。

旅行村に入り遊歩道を下る。桜や紅葉の季節には見ごたえがあるとのこと。

17:15 出発点の駐車場に戻ってきた。

今夜の宿にて、乾杯~ お料理と節度あるお酒をお楽しみください。

9/5 敦賀在住の村浪さんより連絡が入り、冠山峠に通じる林道が通行止めとの連絡が入る、3日前に池田町役場に道路状況を確認したのだが。能郷白山に変更を考えたが登山口までが遠すぎるので 登る山を変更する。このような事もあろうと事前に調べておいた浄法寺山(1052m)に変更の説明をして登山口の浄法寺山青少年旅行村に向かう。 登山口の青少年旅行村に着くと駐車場には、10数台の車が停めてあり地元では人気の山らしい。山登りは事前の準備が必要です、登山口よりどの辺りに強い傾斜があり、距離はどのくらいで頂上に着くのか、1/25000の地図を事前に見て山道をイメージしておけば、歩くのも楽しくなり、頂上も近くに感じます。 ガイドブックにも目を通しておけばもっと山も楽しくなります。

9/6 8:45 温見峠(ぬくみとうげ)に着き小雨の中で出発準備。

9:00 出発、稜線までの約500mの登りが始まる。

雨足が強くなる中、ロープのある岩場や木の根を掴んでの登りと苦闘はまだまだ続く。

10:45 傾斜が緩やかになり、稜線に出る。

こちらの山ではリンドウをよく見かけた。

灌木と背丈ほどの笹の中の登山道を行く。

傾斜がほとんどなくなり、頂上はもうすぐか?

11:50 横なぐりの雨の中、能郷白山の頂上に着く。座る気にもなれず、立ったままのお昼休憩。

水が流れ、大きな水たまりができた登山道を下っていく。

14:57 無事に温見峠に戻ってきた。皆さん、お疲れ様でした。

9/6 能郷白山は奥深い山であるが道路があるおかげで簡単に登山口の温見峠に着く。出発準備をしていると雨が降り出す、昼まで待ってくれなかった。峠より500m程登ると傾斜も緩くなるが時間的にオーバーしているし、雨も止む気配も無いが 頂上に行く事にする。「がんばって頂上まで行きます」と大きな声で説明をして頂上に向かう、今回は往復に6時間も要しました。環境の厳しい山行では山に入ってる時間を短くする事により安全が確保出来ると思っております。体力、脚力を鍛えてより楽しく安全な登山を目指しましょう。

記:西村(晶) 写真:大石