オプション例会No.232 |
大峰・上多古川 上谷遡行 例会記録 |
概要 |
『上多古谷最大の支谷です。なんとかバスの便もあり、日帰りが可能。レベルは初級者向きです』 |
日時 |
2016年8月11日(木・祝) |
天候 |
晴れ |
担当 |
板谷佳史、大石隆生 |
集合 |
8:21 近鉄吉野線大和上市駅(阿倍野橋駅6:50発 吉野行急行又は7:10発 特急に乗車のこと) |
行程 |
大和上市駅8:30発(R169ゆうゆうバス)⇒9:30北和田口バス停~上谷林道終点~上谷遡行~牛呼滝にて遡行終了~仕事道下降~林道終点~北和田口バス停⇒16:21発(R169ゆうゆうバス)⇒17:18大和上市駅 |
参加者 |
保木道代、小川眞裕美、古松育代、江本恭子 ・・・ 計6名 |
9:30 R169ゆうゆうバスを北和田口のバス停で降り、上多古川に沿った林道を歩き出す |
10:50 上谷林道の終点の広場に着き、入谷の準備をする。リーダーから帰りのバス時刻を考えると13:30の時点で下降に移ることを宣言 |
谷沿いに10分ほど杣道を歩くと鉄製の橋が現れ、この先から入谷する |
暫くは岩の間を遡っていく |
小滝が続くようになる |
ズルズル、ドボンとなりそうなので、ロープを使う |
左岸に巻き道をとると、壊れかかった鉄製の階段があった |
大きな釜を持つ「馬ノ背滝」、ここから核心部が始まる |
12:09 またまた、杣道が流れを横切る。不似合いな鉄製の橋が |
橋のすぐ上、2段7mの滝。手ごわそうだが、左側を難なく登る。 |
12:53 左岸の嵓からシャワーとなって落ちる「しずくの滝」を通過する |
18mの滝、核心部はまだまだ続く |
3段20mの滝 |
3段20mの滝を捲き道から中段へと出て通過する |
前方には、流れの中央に突き出た岩とそれに寄りかかる大岩が |
深い釜に覆い被さるような大岩の下をくぐり抜ける |
13:18 この谷の見どころである3段35mの「牛呼滝」に着き、その飛瀑に見とれる。ここは右岸の草付きを巻きかけたが上部で行き詰ったところで時間切れ。2番目の橋まで沢筋を下降することにした。 |
15:20 2番目の橋から杣道を林道の終点まで戻り、帰りのバス16:20発に間に合うようにと上多古林道を急ぎ足で下っていく。2、3分のきわどさで間に合った |
EPEのレベルに適当でヒルが居そうにない沢登りを・・という条件で、しかも例会を実施していないコースを探すのはかなり困難になってきました。清流と滝に巡り合う感激が忘れられず、例会としては5年ぶりに大峰の沢を訪れました。やはり期待に反せず、清く澄んだ水の流れと豪快な滝、夏の日差しに輝く樹林を堪能できました。ヒルの出没を覚悟で入谷しましたが、全く姿を見なかったのが快適さを増してくれました。ただし帰り道、蜂に刺された人一名、これは不運でしたが・・。 バス便が一日一便しかなくその乗車時刻に縛られること、また往復の林道歩きにかなり時間を費やしてしまい、遡行時間を制限されてしまったのは残念でした。やはり交通手段をもっと考えるべきであったのが反省点でした。バス時刻が迫る帰り道を急ぎながら、上多古集落近くの河原にはファミリーキャンプが賑やかでしたが、このきれいな流れをゴミで汚さないように願わずにはおれませんでした。 |
記:板谷 写真:大石 |