オプション例会No.235

岡山県 星山(1030m)~櫃ヶ山(934.5m)・三ヶ上山(1035.1m)+アルファーNo.18 例会記録

概要

『岡山県100名山の星山・櫃ヶ山の縦走と紅葉真っ盛りの修験道の山、三ヶ上山を歩きます。どちらの山からも大山~蒜山を展望することができる山です。そして岡山県北の秋の味覚を堪能します』

日時

2016年11月12日(土)~13日(日)

天候

両日晴れ

担当

小椋勝久、板谷佳史

集合

11/12 7:00 難波南都銀行前

行程

11/12 難波南都銀行前⇒中国道・院庄IC⇒上斎原振興センター~寺原~三ヶ上山~寺原⇒泊地(奥津温泉ことぶき荘)

11/13 泊地⇒勝山美しい森・西登山口~星山~櫃ヶ山~久納登山口⇒米子道・湯原IC⇒中国道⇒難波

参加者

黒澤百合子、小川眞裕美、村木とも子、村木正人、保木道代、青木義雄、寄川都美子、和田都子、和田敬子、和田良次、藤田喜久江、上原進一、神阪洋子、梅田寛子、池田える子、大森朋江、佐藤敏子、三原博子、岩本和行 ・・・ 計21名

11/12 10:45 岡山県苫田郡鏡野町上斎原村の振興センター駐車場をお借りしてバスを降り、出発の準備中。三ヶ上の登山口入口はすぐそこ

11:24 林道の終点まで歩くと登山口

気持ちよく晴れた中を眩しいくらいの紅葉の中を登って行く

12:30 樹林が低くなって展望が開けると山頂は近い

12:50 三ヶ上山頂に到着、ここで昼食休憩

三ヶ上はその名が示すように三つのピークがある。ここはその最高点(1062m)で役行者の像が立つ

休憩後、三角点峰を目指す

13:20 三角点峰(1035.1m)に立つ

再び最高峰に戻る

最高峰から下降に移る、真北の方向はウラン鉱で知られた人形峠である。そこにある核燃料サイクル開発機構の白い施設が見えている。この後14:30登山口、更に15:10バスの待つ駐車場に戻った

奥津温泉の湯でさっぱりした後、夜の食事風景。今回は川魚、山菜のフレンチ風+アユの塩焼きでした

食事後夜の奥津温泉街にさまよい出ると、ライトアップされた幻想的な紅葉が・・・

11月12日
 11月だと言うのに暖かい日が続き紅葉はまだ見ごろとか。中国道を西に走り院庄インター経由で上斎原村へ上斎原振興センターにバスを駐車し三ヶ上山への登山を始める。村中を歩き杉木立の林道へ、薄暗い林道を抜けると明るい登山道が現われる。登山道は2列でも歩けるような登山道でよく整備をされていて紅葉も終わりかけだがまだ見頃、バスの長旅にも関わらず皆わいわいとしゃべりながら登るが、最初の予想と違って暑い、皆さん防寒仕様の服装なので汗を掻きながらの登山となった。頂上直下の登りを汗を掻きながら登り振り返ると紅葉の中国山地の山々が見渡す限り続いていた。その景色の雄大さに皆さん疲れも何処へやら、三ヶ上山は修験道の山で山頂には役行者の石仏がひっそりと佇んでいました。山頂で昼食を取り三角点へ向かう。
 地図上では三角点が有る山が三ヶ上山となっているが石仏のある方が高い、たぶん地元の人は高い方を三ヶ上山と言っているのではと考えながら歩く。三角点でしばらく山々を眺めてから下山し泊地へと向かった。
 プラスαは今年は例年になく季節がずれ込み山の幸がなくその代わりに天然アユの塩焼き、てんぷらに舌鼓を打ちました。

11/13 8:45 宿から1時間ほどバスは走り岡山県真庭市勝山町に場所を移して、名瀑「神庭の滝」への標識を過ぎ星山登山口のある「勝山美しい森」に到着する。今日は昨日にも増して晴れ上がった

登山口から目指す星山~櫃ヶ山が見える、稜線は左から右に湾曲しており見た目より歩く量は多い

森はよく整備されており広い登山道が続く、暑いくらいの天気

9:45 前山(901m)に立ち寄る

樹林が切れると展望が開ける。東はるかに過去例会のあった泉山やかすかに那岐山も見えている

10:30 星山(1030m)に立つ

星山から櫃ヶ山までの縦走路を行く、笹が美しい典型的な中国山地の風景が続く

櫃ヶ山まで扇山、五輪山などいくつもピークを越えていかねばならない

縦走路が東西に向くようになると北方、左に大山、右に蒜山が連なって見えるようになる。

11:50 五輪山手前のコルへの下降、櫃ヶ山はその先にまだ隠れている

13:25 最終ピーク櫃ヶ山に到着する。地元のパーティも多く賑やかな山頂

14:20 櫃ヶ山からの下降、疲れた足にはきつい下降路が続く。この後15:20下山口の久納に出て登山終了、帰路につきました

11月13日
 今日の行程は長丁場になりそうなので出発を早めにして、目的地へ向かう。鏡野町から真庭市に入り国道313号線から神庭の滝方面へ。曲がりくねった道を小一時間走ると美しい森公園に着く、ビジターセンター近くで下車し準備を済ませ9時頃から歩き始める。星山への登山道はよく整備されて登りやすく、迷う心配もない。通常は1時間程度だが、休憩を取りながら1時間20分ほどで山頂へ。
 山頂に着くと目の前に蒜山三座と大山が現われる。こんな風に大山を見るのは初めてなどの言葉が彼方此方から聞こえてくる。休憩もそこそこに歩き始め紅葉の山々を眺めながら快適な縦走路を櫃ヶ山へ。途中五輪山で昼食を取り1時半ごろ櫃ヶ山に着く、縦走路からは大山が常に見えていたが櫃ヶ山で大山と別れ下山を開始する。下山道は長い下りでガイドブックには1時間半と書いてある。その下山道をひたすら下り、足が棒になるころに国道が見えてくる。 やっとの思いで下山しバスに乗車し帰途についた。
 皆さんのおかげで 天候に恵まれ充実した2日間を過ごすことができました。

記:小椋(勝) 写真:板谷