オプション例会No.236

若狭・青葉山(693m)例会記録

概要

『若狭富士と呼ばれて美しい山容。にもかかわらず山頂部には意外と岩稜の通過もあります。晩秋の静けさと若狭の海の展望が魅力』

日時

2016年11月23日(水・祝)

天候

雨後曇り

担当

板谷佳史、山倉康次

集合

7:20 なんばOCAT(7:30発 高速乗合バス舞鶴行き乗車 9:40東舞鶴駅前着)

行程

東舞鶴駅前⇒(タクシー)中山寺~展望台~馬ノ背~青葉山東峰~青葉山西峰~松尾寺~JR小浜線・松尾寺駅16:06発⇒16:13東舞鶴駅着⇒16:30発高速乗合バス⇒梅田着

参加者

小川眞裕美、保木道代、安岡和子、小椋美佐、岩本和行、村木正人、村木とも子、安本嘉代、和田都子、佐藤敏子、村浪義光 ・・・ 計13名

中山寺

10:20 高速バスとタクシーを乗り継いで、中山寺山門に到着。雨を避けて出発の準備中

柵の中へ

中山寺から登山道に入り、害獣除けの柵を通り抜ける。若狭地方は鹿の生存数が日本有数と聞く

雨の中休憩

雨の中、立ったままで休憩中、予報では昼前から雨は上がるということだが

途中にある展望台

11:30 途中にある展望台で休憩、雨は止みそうになく、北からの風は強く冷たい

展望台から高浜の海岸

展望台から、高浜の海岸がよく見える。冬の荒々しい日本海の波、天気は悪いが、展望が得られるだけマシ

馬の背を通過

12:10 東峰に向け登りを続ける、馬の背を通過する。雨は止んでいるが、稜線に出ると北からの風と樹から飛ばされる滴が更に強く冷たい

東峰に到着

12:20 青葉山東峰(693m)に到着する、青葉神社が鎮座する

東峰にて

東峰にて集合写真。青葉山には東峰、西峰共に三角点は無い

岩場が始まる

東峰~西峰間の岩場の通過が始まる。と言ってもハシゴやロープが整備されている

太いロープを頼りに通過

太い固定ロープを頼りに岩稜の通過、南面はガスが濃く下は見えないので高度感はあまり無い

岩峰の迫力

いくつも岩峰を越えたり、巻いたりして行く

緊張個所の終わり

そろそろ緊張する個所は終わる

西峰に到着

13:05 西峰(692m)に到着する。最高点に立った後、山頂にある小屋で遅い昼食休憩

西峰の山頂は岩峰の上

西峰の最高点は岩峰となっており岩場を登って立つ

西峰山頂からの日本海

西峰から日本海や高浜原発の展望、今日は厳しい風景である

松尾寺に下山完了

14:40 松尾寺に下山する

最後の休憩

松尾寺で最後の休憩。ここで敦賀に帰る村浪さんと別れ、我々はJR松尾寺駅を目指して更に歩く

松尾寺駅

15:40 JR小浜線松尾寺駅に到着、電車を待つ。帰りも高速バスにて、途中渋滞で遅れて、大阪梅田に帰ったのは19時頃でした

 大阪は曇り空だったが、バスが日本海側を走る頃にはすっかり雨に、風も強そうだ。東舞鶴で乗り換えたタクシーの運転手もこんな日にと感心してくれる。中山寺上の林道で待っていてくれた敦賀の村浪さんと合流する。雨中の登りに耐えて、東峰への稜線上を行く頃には雨は止むが北風が強く、樹林から飛ばされる滴と合わさって手は大変冷たい。好天ならばのんびりと海景色を楽しめる稜線歩きなのだが、今日は厳しくも美しい荒波の日本海風景を充分に味わいながら東峰~西峰間の少し緊張する岩場を通過して行く。

 さすがに他の登山者は皆無、西国33ヶ所の松尾寺に下山しても参拝客はまばらだった。雨の止んだ参詣道をJR松尾寺駅まで歩き、一駅の乗車で再び強くなった雨脚に煙る紅葉の軍港・舞鶴に戻り、再び帰りの高速バスに乗り込みました。

記:板谷 写真:山倉、板谷