オプション例会No.237

播州・雪彦山(915.2m)例会記録

概要

『新潟の弥彦山、福岡の英彦山とともに日本三彦山のひとつである雪彦山をラウンドします。登山口からの急登の後には鎖やロープがあるスリリングな岩場が続きます。』

日時

2016年12月11日(日)

天候

曇り時々晴れ、小雨、小雪

担当

大石隆生、板谷佳史

集合

7:45 JR大阪駅中央改札口前(8:00発 新快速・播州赤穂行き乗車、姫路駅乗り換え、9:11発 播但線寺前行き乗車、福崎駅下車)

行程

福崎駅⇒(タクシー)雪彦山登山口~大天井岳~雪彦山三角点(三辻山)~鉾立山~虹ヶ滝~雪彦山登山口

参加者

小川眞裕美、保木道代、安岡和子、神阪洋子、村木とも子 ・・・ 計7名

登山口を出発

10:40 登山口を出発する。急登で始まる

岩混じりの急登

岩混じりの急登が続く

岩峰群が見え出す

高度が上がると、樹林の切れ間から岩峰群が見えるようになる

クサリ場の通過

クサリ場が現れる

出雲岩の下

11:50 出雲岩の下に到着して最初の休憩

クサリ場

出雲岩から先、しばらく岩場が続く。クサリに頼って強引に登る

岩稜の通過

岩稜となっている馬の背を登る

大天井岳に立つ

12:40 大天井岳山頂に立つ、ここで昼食休憩

大天井岳からの展望

大天井岳からの南面の展望、瀬戸内海に浮かぶ家島群島、更に小豆島や淡路島まで見えている

雪彦山を通過

13:35 三角点の有る雪彦山頂上に立つ

雪彦山三角点

雪彦山三角点(815m)にタッチ、一等三角点だが樹林に囲まれ展望はきかない

鉾立山

14:08 北に向け縦走し、鉾立山(960m)を通過

宍粟の山々展望

鉾立山から西には宍粟の山々の展望が広がる

下山に移る

14:32 鉾立山の先で峰山高原への道と分かれ下山路へ入る。16:10の迎えのタクシーに遅れないよう

岩壁の下を通る

下山路は岩壁の対岸を通って行く

登山口に戻る

15:56 登山口に戻る。待っていてくれたタクシーに乗り込んだ

 鉛色の冬空で晴れたかと思うと時雨れ一瞬小雪が舞うという肌寒い天気でしたが、岩場の連続にスリルを味わい、その後の大天井岳では例会があった七種山や明神山、遥か遠くには六甲山から明石海峡大橋、小豆島、鉾立山からは宍粟の山々と大展望を楽しみました。

 登山口で計画書を提出し、杉の植林帯の急な丸太階段をゆっくりと登っていく。巨岩の不動岩を過ぎ展望岩に出ると北方向に視界が開け、三峰岳等の岩峰群がよく見える。クライマーの姿も見え、「どこを登ったのかしら」とかってのクライマーの懐かしむ声も。ここからは傾斜もいくらか緩くなり、上から覆い被さるような岩壁の出雲岩に着く。この先からが本日のお楽しみ?が始まる。覗岩や馬の背と名付けられた鎖やロープがあるスリリングな岩場が連続する。ザックを下して横向きにならないと通過できないセリ岩も。岩や木の根を掴みさらに登ると大天井岳で、ここで展望を楽しみながらお昼休憩をとる。

 休憩後、予約した帰りのタクシーの時間が気になるのでペースを上げ、小さな上り下りを繰り返して三角点のある雪彦山から鉾立山へ。峰山方面との分岐からは急斜面の九十九折れの道を下って谷筋へ。虹ヶ滝からは山腹を捲く道となり、出合でゴーロー帯の谷筋へと戻って登山口に下る。

記:大石 写真:板谷