オプション例会No.238

第15回スキーカーニバル・イン・信州戸隠スキー場 例会記録

概要

『第15回スキーカーニバルは信州戸隠に決定しました。スキーカーニバルは第1回、2回は伯耆大山で足慣らしを、第3回から第14回まで12年間続けて北海道で充実した内容で実施されました。そこで、第15回をもって今一度原点に戻り、国内外を含め自由でユニークなスキー場を求め新な発展を目指します。戸隠スキー場は信州屈指の「魔法の粉雪」をキャッチフレーズとしたことで知られています。厳冬期の戸隠連峰を正面に眺めるロケーションも最高です。ゲレンデは初、中級者向きの幅広い1枚バーンが多く、スキーに再挑戦したい方、スキーに初挑戦したい方には最適のゲレンデです。ご期待ください。』

日時

2017年1月22日(日)~25日(水)

天候

22日 晴れ、夕方から夜降雪

23日 曇り時々晴れ、夕方から夜降雪

24日 雪時々地吹雪、夜降雪

25日 曇りのち晴れ

担当

西村晶、紀伊埜本節雄

集合

22日 新大阪駅7:00 他現地集合者4名

行程

22日 JR新大阪⇒JR長野⇒バス戸隠中社

23日 終日スキー

24日 終日スキー

25日 午前中スキー バス戸隠中社⇒JR長野⇒JR新大阪

参加者

大石隆生、上原進一、和田敬子、西村美幸、安本昭久、安本嘉代、脇本勇二、保木道代、板谷佳史、松田芳治、岩垣寿治

・・・ 計13名

1月22日13:40 戸隠中社バス停 自家用車で先着した西村Lが出迎えてくれた。

18:00 翌日からの準備とまずは温泉を浴びる、あとは乾杯だ。

23日8:40 民宿の裏が中社ゲレンデのリフト乗り場、他にスキーヤーは見当たらない。

8:50 朝の体操を済ましたあと本年初滑りの開始。

午後から越水ゲレンデに移動、リフトが効率よく繋がっている。

瑪瑙山(めのうやま1748m)山頂、完全装備でも指先、鼻先が痛い。

怪無山(けなしやま1549m)山頂、気温は-15℃、完全な粉雪。

14:30 第5ペアーリフトの上部、大分身体が温まり新雪にも馴染んできた、これからが勝負です。

模範的な滑降スタイル、スーピードにもよく乗っています。

重厚な滑降スタイル、安定感は抜群です

優雅な滑降スタイル、でもしっかり踏み込んで雪煙が舞い上がっています。

幅広で長尺、かつ軽量のバックカントリー用最新スキー、そして軽量ブーツを装着した二人、たまたま並んで写っています。

16:00 初日の終了地点、果敢に挑戦し疲れ果てたベテランです。

18:02 昨夜に続く晩餐会 「初滑り無事に済ませて酒美味し」です。

1月24日 昨夜来の雪止まず、うれしい新雪深雪だ、凄い寒波。

今日は地元小学生×3校の屋外授業があり、やっとゲレンデらしく人だまりが見られる。でもリフト待ちは無し、EPE校生?も地元小学生に負けじと頑張る。

新雪に乗る華麗な宮様滑降スタイル、チームEPEの華とよばれる。続く人は40年?ぶりのカムバックスキー、成せばなる、お見事です。

久しぶりに顔を出した元クライマー、スキーも上手です。アドバイスを受ける人は6シーズン目の成長株、パラレル感覚に挑戦中です。

18:06 3回目の晩餐会。時間も何も規則正しい合宿風景。思うにチームEPEは超真面目なスポーツクラブです。

同宿の一人客オーストラリア人64歳、晩餐後の飲み席に誘い国際スキー談議に花が咲いた。バックカントリー志向だが腕前はほどほど、だから馬が合う、愉快に笑い語り合う。

最終日9:30 瑪瑙山(1748m)山頂。人影無し少し張りつめた雰囲気、それぞれが今年初スキーの成果を確かめる気構えです。

全員で瑪瑙(メノウ)コースを滑降する。緊張の高まるスタートを待つ瞬間、まさに青春がここにあります。

瑪瑙(メノウ)コースの終了点。ルートはさながらチームEPEの独占コース、仲間が一気に滑り込むのを見守る。

最終日も8:00から12:00まで楽しく滑りました。進歩、成長はあったでしょうか、恐るべき貪欲さチームEPEの皆さんです。

13:19 帰りのバス停に向かう。正面に戸隠連峰の裾がようやく望まれる、4日間ついに戸隠連峰はその全貌を現さず残念でした。手前はすっかり雪に覆われた駐車場の車です。

宿からバス停まで5分の間に蕎麦屋さんが軒を連ねている。そのなかで選ばれた一軒の蕎麦屋さん、これも出会いというものですね。

滞在中まだ食っていなかったとっておきの戸隠蕎麦を頂く、細打ちの腰のあるソバで美味かったです。

1月25日14:21 戸隠中社前のバス停、14:30発のバスを待つ間、ふと見上げれば荘厳な大鳥居と古杉の巨樹に囲まれていた。爽やかな心地です、グッド-バイ!

 1月に入っても雪が降らない状況が続き、スキー場にリフト運行状況、コース開設状況を確認すると、半数のリフトが停止、22カ所のコースも7カ所だけが滑降可能な状況でした、このままの状況なら場所の変更も必要かと思いました。私たちの宿泊近くの中社ゲレンデは雪が無くて全コースクローズの状況でしたが、12日頃より雪が降り始め、滑降可能なゲレンデも増えてきたので少し安心致しました。宿泊先である中社のゲレンデも20日にやっと1m50cmとなり、全コースが滑走可能となりました。

 連日の降雪でゲレンデは粉雪が降り積もり、何処を滑ってもパウダースノーのゲレンデです、リフト券売り場のおばさんも連日の大雪で困ったもんだと言ってました。圧雪のされていない粉雪の降り積もった斜面を、自分が描いたコースを理想とするターンで滑降する醍醐味がたまりません。現状よりも少しでも上手く滑りたい、スマートに、かっこ良く、力強くターンが出来ればと思いながら何度もゲレンデを滑りました。みんながうまく滑れるように、ワンポイントアドバイスで進歩して上手に滑れるようになって行くのがうれしく感じます。深い新雪の斜面を粉雪を蹴散らしながら滑る楽しさを、ロッカースキーでやっと味わえました、トップが雪の中に沈まないのです、グイグイと浮き上がってくるのです。

 スキーの楽しさは、つねに前進です。楽しく滑る、力強く滑る、かっこ良く滑りましょう。スキーは楽しいです、皆さん実践してみようではありませんか。

動画記録はこちらです[撮影:上原]

記:西村(晶) 写真:大石、西村(晶)