オプション例会No.239

東北スキー場巡り、その9・蔵王温泉スキー場 例会記録

概要

『2009年1月に続き2回目の蔵王スキー場となりました。例会案内の夏油高原スキー場は残念ながらアクセスと宿泊場の都合から断念しました。いつの日か機会をもって実現したいと思います。』

日時

2017年2月19日(日)~22日(水)

天候

2/19 晴れ、夜降雪

2/20 雪時々雨、夜降雪

2/21 雪時々強風

2/22 晴れ

担当

大石隆生、紀伊埜本節雄

集合

伊丹空港 7:15 ANAカウンター前

行程

2/19 伊丹空港⇒仙台空港⇒直行バス蔵王スキー場・蔵王プラザホテル・午後スキー

2/20 終日 スキー

2/21 終日 スキー

2/22 午前中スキー・直行バス⇒仙台空港⇒伊丹空港

参加者

西村晶、岩垣寿治、松田芳治、安本昭久、上原進一、和田良次、前田守、脇本勇二、渡辺健、安本嘉代、寺島直子、西村美幸、安岡和子 ・・・ 計15名

2月19日 午後2時、到着早々、数名のメンバーが待ちきれずゲレンデに向かう。この日は快晴、風も穏やかなスキー日和。

2月20日 午前8:30分 宿泊所蔵王プラザホテル前でCリーダーよりスキー合宿について訓示通達を受けます。

最初は広大な蔵王スキー場の一番北側に位置するスカイケーブルの終点、中央高原駅の出口です。なんと重い湿雪がぼたぼたと降ってきました。

標高約1200mの尾根上のため、足元はそれほど重くはない。しかし1月の戸隠に比べると雲泥の差、気を付けなければならない。

皆さん張り切って滑り出す。今回は久々に数名の初参加者を迎えて新鮮な活力が芽生える。その上、栃木県在中の元山岳会所属の岡部氏が突然40年ぶりに現れ再会を喜ぶ、お互い元気が何より嬉しいです。

昼食は優雅に、ゲレンデ横の豪奢な三角屋根のホテルに向かう。食べきれない程のカツカレー¥1、000円也。外は雪からみぞれ模様、ゆっくりとストーブを囲う。

2月21日 快晴に向かうかと思われたが何んと猛烈な強風に煽られる。今日は全コース制覇と張り切ってきたが、中の森コースのリフト、ロープウェイは次々と運休、板を担いで乗り場を彷徨います。

南向き斜面の竜山コースに移動しました。予測通りリフトは健在、コースはガラガラ、午前中練習に集中できました。

竜山コースのスタート地点から眺めた上の台ゲレンデの各コースです。強風に曝されるが、低温のため次第に雪質に恵まれてきました。

中央ゲレンデからダイヤモンドコースを望むところです。この付近は標高も高く、文句なく最高の雪質です。快適です。

寒気と強風がようやく収まってきました。こうなるとコースは誰も居らないEPEの独占です。

この日、最終のひと滑りが始まろうとしています。皆さん抜かりなく楽しみましょう。

蔵王例会に向けて特訓を重ねてきたCリーダーOさんの滑降です。お見事です!お見事です。

戦い済んで日も暮れて、ホットした瞬間、ご苦労様でした。寒かったですね。

ゲレンからプラザホテルまで歩いて100歩、それでも雪がある限り私は滑ります。それがEPE魂?楽しいですね。

湯煙のあがる野趣に囲われた露天風呂、湯質、湯量とも満点です。

Cリーダーのもと乾杯、ご苦労様、明日の活力を生む夕餉です。

一日の疲れを癒す温泉です。このひとときの安らぎは何事にも代え難いものです、いい湯です。

献立Ⅰ 山形牛すき焼き3人前。奇しくも9年前の蔵王スキー例会の報告で同じホテル、同じ献立の写真がHPに残っています。

献立Ⅱ 山形豚しゃぶしゃぶ、野菜もたっぷり栄養バランスも満点です。

2月22日 最終日を迎えました。どうやら快晴の兆し、厳しい早朝の寒さです。2本のロープウエイを乗り継いで標高1661mの地蔵山山頂駅へ、ここは樹氷高原駅から見た地蔵山と小さく見えるゴンドラ数器です。

地蔵山山頂駅から西方を見渡します。画面遠くの白い山は朝日連峰と月山、その彼方には日本海です。手前は氷つく支柱と樹氷群、まだ朝の陽の差し込まぬ白一色の世界です。

山頂駅の最上部にある展望台。手摺も足元も凍りついた氷の殿堂から見た地蔵山と樹氷群です。

滑降準備をするEPEチームを黙って見守るモンスター(樹氷)達、ここは正に夢の別世界です。

ワンピッチ滑り終えたところで後続を見守るリーダーNさん、皆さんが安心して滑れる先達です。

2ピッチ目を見送るモンスター群、また来る日まで元気で頑張ろう。蔵王樹氷群は年々縮小していると云われている。そんなことのないようお互い精進しましょうよ。

これは報告写真より一歩踏み出したアートの領域、どうぞゆっくりとご鑑賞ください。

陸奥の盟主朝日連峰を望む。本当に山深き山、大朝日岳1769m、素晴らしい山です。

恒例の集合写真。年々回を重ねる度に貴重な意義深い記念写真です。

高らかに万歳!今日この日を忘れずにまた来年会いましょう。

 当初は夏油高原スキー場を予定していたのですが、宿泊施設、ゲレンデへのアクセス、費用等EPEにはふさわしくないことから、蔵王温泉スキー場に変更しました。

 蔵王温泉スキー場といえばパウダースノーが有名で前回の戸隠のような雪質を期待していたのですが、生憎の天気でそれは叶いませんでした。でも、雪質が良くなくても、天気が少々悪くても滑るのがEPEクラブのモットーで、山頂から山麓に展開するいくつかのゲレンデの半数以上を滑ることができました。最終日になってやっと晴れ、蔵王ロープウェイの地蔵山頂駅から遠くには朝日連峰や月山、近くには樹氷原とスノーモンスターを眺め、まさしく蔵王を滑っていると感じながらのスキーを楽しみました。

動画記録はこちらです[撮影:渡辺 編集:上原]

記:大石 写真:西村(晶)、大石、渡辺 写真編集:紀伊埜本(節) 動画撮影:渡辺 動画編集:上原