オプション例会No.242

虎子山(とらすやま 1183.2m)と伊吹北尾根 例会記録

概要

『国見峠をベースに一日目は奥美濃の好展望台虎子山へ。二日目は伊吹北尾根を縦走、いつもとは違った方向からの伊吹山の姿です。花の時期にも期待して・・・』

日時

2017年4月29日(土)~30日(日)

天候

4/29:晴れ一時雷雨

4/30:快晴

担当

板谷佳史、村浪義光

集合

4/29 8:20 JR大阪駅中央改札口(8:30発 新快速・米原行き 9:55米原着 10:30発 豊橋行き 11:05大垣着)

行程

4/29 JR大垣駅⇒(マイカー分乗)国見峠~虎子山往復~国見峠(テント泊)

4/30 国見峠~国見岳(1126m)~禿山(1083m)~御座峰(1070m)~静馬ヶ原(1149m)~往路下山~国見峠⇒(マイカー分乗)⇒JR大垣駅

参加者

保木道代、小川眞裕美、小椋美佐、安岡和子、安本嘉代、黒澤百合子、小椋勝久、小杉美代子、村木とも子、村木正人、寄川都美子、上原進一、江本恭子 ・・・ 計15名

4/29 13:22 今日は虎子山を目指して国見峠を出発する。この頃はまだ日が照る天気だったのだが・・

13:50 虎子山への急登尾根を登る途中、出発から30分もしないうちにたちまち天候急変、雷とみぞれ混じりの風雨となる

14:30 雷雨に追い立てられるように早いペースで登り、早くも虎子山山頂に立つ

雨雲を通して奥美濃の貝月山方面の展望がわずかに得られたが、三角点にタッチしたりしただけで即、下山開始する

15:22 下山途中で雨は止み元通り晴れ間が出てきた、うれしい気持ちで国見峠に降り立つ

国見峠からわずか滋賀県側に下った広場でテントを張る。日が陰ると少々冷えるが暖かい鍋を囲み乾杯した。快晴となった満天の星の夜を過ごす

4/29 敦賀からの村浪氏と合流して大垣駅を出発する。1時間ほど走って国見峠へ。昼間は寒気の影響で不安定な天気となる予報、虎子山へ登り始めると全くその通りの天気急変となり暗雲垂れ込み雷雨の中を登る羽目に。山頂に立つ頃には雷も止み一安心。下山の途中ですっかり雨も止む。雨のキャンプとはならないで済みそう、それだけでありがたい。にぎやかな野外宴会を開催し、快晴の星空の元、一夜を過ごす。

4/30 キャンプの撤収と出発の準備中

6:30 国見峠を出発する

峠から登り始めると、最初のピーク国見岳へは急登が続く

7:43 国見岳に立つと伊吹山の姿が近くなるものの、その手前の静馬ヶ原まではまだまだ遥かな感じ

国見岳から禿山への明るい稜線をたどる。足元の花を探しながら、花の名前を教わりながら、次々知らない花が現れ覚えきれない

8:30 禿山に到着

9:36 御座峰に到着する、縦走路中唯一の三角点がある。ここから最終目的地静馬ヶ原までかなりの距離

11:23 静馬ヶ原を後にして下山に移る

登りには開いていなかったイワウチワが帰り道には満開となって道端を埋めているなかを、15:30頃、国見峠へ下山完了した。

15:55 駐車地で解散としました。

伊吹北尾根で見つけた花々

ネコノメソウ

ヨゴレネコノメ

ヒトリシズカ

ハタザオ

カタクリ

ハシリドコロ

アマナ

エンゴサク

 ここ国見峠越えの道は美濃と近江を結ぶ古代からの間道で、塩や絹を介した生活の道、また落ち延びた武将たちの哀史の道でもあったとのこと。今となっては通り抜ける車もまれで、登山者くらいしか通らない道となっているのかもしれない。虎子山は干支にちなんでよく登られる山、伊吹北尾根は花の山として、それぞれの起点となる場所だ。

 4/30 快晴となった朝、峠から昨日とは反対方向に向かう。時々わずかに残雪を見ながら足元の花を探しながら国見岳、禿山、御座峰と縦走路をたどる。こちら側から見ても堂々とした山容の伊吹山が眼前になり、ドライブウェイを走る車も見える頃、静馬ヶ原に達して縦走を終える。再び無名峰を加えると6個ほどのピークを上り下りして国見峠まで戻ることになるが、帰り道は更に気温が上がって往路の時より咲いている花の数が一段と増えて素晴らしい尾根道となっていました。

記:板谷 写真:板谷、小椋(勝)