オプション例会No.256

四国・剣山(1,955m)~次郎笈(1,930m)例会記録

概要

『昨年は四国最高峰石鎚山に挑戦しました。同じく宿に前日泊して第二の高峰、雪の剣山に挑みましょう』

日時

2018年3月24日(土)~25日(日)

天候

3/24:晴れ 3/25:快晴

担当

板谷佳史、有永寛

集合

3/24 10:45梅田阪急三番街高速バス乗り場(11:00発 阿波池田行きに乗車)

行程

3/24 14:17徳島道・美馬IC下車⇒(タクシー)つるぎの宿岩戸(泊)

3/25 つるぎの宿岩戸⇒(タクシー)見ノ越登山口~西島~刀掛~剣山~次郎笈往復~西島~見ノ越登山口⇒(タクシー)美馬IC⇒16:56発高速バスに乗車⇒20:13梅田着

参加者

小川眞裕美、保木道代、大森朋江、和田敬子、和田良次、村木とも子、上原進一、和田都子、神阪洋子、安本嘉代、村木正人、北山かな ・・・ 計14名

3/24 桜が咲き始めた四国路を観光気分で走り、つるぎ町貞光の「うだつの町並み」を抜けて宿に入りました。すぐそばにあるつづら橋です

アイゼン初心者の確認やスマホGPSの練習などした後入浴、夕食、部屋での歓談でゆっくり過ごしました

3/25 8:40 見ノ越登山口でタクシーを下車、剣神社に参拝して登山スタートです

すぐに残雪のある登山道となる、日陰は凍っているので油断禁物

9:45 剣山リフト(今は運休中)の西島駅に到着、快晴の剣山山頂が目前に・・・

10:10 刀掛を通過

高度を上げるにつれ残雪は多くなってきた

樹林が切れたあたりでアイゼンを着け、快適に登る

10:50 剣山頂上ヒュッテ横を通過すると山頂は近い

11:00 山頂三角点に到着し、しばらく休憩する

15時には登山口に戻ること・・・と宣言し休憩はほどほどに

剣山山頂より目指す次郎笈への稜線

山頂からの下り、これでもかというくらいの快晴、日当たりが良いので雪も無くアイゼンは外す

笹の尾根が続き、典型的な四国の山風景

11:40 次郎笈峠に到着、あとは最後の登り

12:20 今回の最終目的地次郎笈の山頂です

帰路は時間短縮のため剣山山頂を経由しない大剣神社コースを取りました

大剣神社にある岩塔がこのコースの見どころ

次郎笈から続く三嶺の展望がすばらしい

13:30 大剣神社に到着、この後西島ロープウェイ駅を経て見ノ越登山口に戻ったのはちょうど15時でした。その後美馬ICより再び高速バスにて帰阪しました

GPS記録(スマホGPS「ジオグラフィカ」+「カシミール3D」により作成)

 三月の2000m級登山を多くの方に味わって頂きたいと思い、高速路線バスとジャンボタクシーを乗り継いで前日旅館泊で実質日帰り登山となる計画を考えました。

 宿から見ノ越へ向かうと国道にも剣山スキー場(廃止)跡付近から雪が残っているので、山に入れば期待通り残雪があるだろう。ただし登ってみると、西島から上も例年より残雪量はそうとう少ない印象だ。山頂から次郎笈間の稜線は日当たり良くほとんど残雪が無い。360度の展望を楽しみながらの稜線漫歩。毎週のように山に出かけていてもこれだけの大快晴に恵まれるのはめったにないことだ。剣山往復だけでは余りにも簡単すぎるので次郎笈まで足を延ばす計画にしたので、帰りのバス時刻に追われて速足と休憩短縮を強要してしまいましたが、二山登頂で充実した四国の山旅となりました。

記:板谷 写真:板谷、上原