オプション例会No.258 |
南ア・鳳凰三山縦走 例会記録 |
概要 |
『南アルプスでも最もポピュラーな山域です。雪の白峰三山等を眺めながらの縦走が楽しめます』 |
日時 |
2018年5月2日(水)~5日(土) |
天候 |
5/3:雨後曇り、5/4:晴れ |
担当 |
板谷佳史、山倉康次 |
集合 |
5/2 21:10あべのハルカス高速バス乗り場 |
行程 |
5/2 21:20あべのハルカス発高速バス乗車 5/3 ⇒6:52甲府駅着⇒(タクシー)夜叉神峠登山口~夜叉神峠~大崖頭山~南御室小屋~薬師岳小屋(泊) 5/4 薬師岳小屋~薬師岳(2,780m)~観音岳(2,840.4m)~地蔵岳(2,764m)~鳳凰小屋~燕頭山~御座石鉱泉⇒(タクシー)甲府駅⇒(高速バス)22:10発 5/5 ⇒7:56あべのハルカス着 |
参加者 |
小川眞裕美、小椋美佐、安岡和子、渡辺健、有永寛、保木道代 ・・・ 計8名 |
5/2 雨模様の大阪を後にする。明日にかけ所により荒れ模様との予報もあり気にしながら夜行バスに乗り込む。 |
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5/3 8:30 夜叉神峠登山口にて出発の準備、小雨が降っています |
8:45 雨支度をしたが、出発の頃には雨もやみました |
夜叉神峠手前を登る |
9:50 夜叉神峠着 |
9:55 夜叉神峠小屋にて休憩 |
11:40 杖立峠で休憩。時折り日が差すほどに天気は回復 |
苺平へ緩やかな登りが続きます |
14:35 南御室小屋を通過、今夜の宿薬師岳小屋まであと2時間ほどの頑張りだ |
16:00頃 砂払岳への斜面で風を避けて休憩 |
砂払岳へ雪は風で飛ばされた斜面を登ります、この後16:30頃薬師岳小屋に入った。 |
18:40 小屋上部からの北岳バットレスと夕焼け |
薬師岳小屋にて、就寝消灯前の記念撮影 |
5/3 雨上がりの甲府駅を後にする。夜叉神峠登山口までの車中、山沿いでは雨が残っていたが、歩き始めてしばらくで晴れ間が覗く天気になってきた。天気は回復に向かうようだ、小屋と約束した16時に入れるよう励ましながらひたすら登る。森林限界を越えると強風が吹き抜ける中で、山頂を雲の中にした北岳バットレスと久しぶりの対面が待っていた。明日は好天が期待できる |
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5/4 6:10 薬師岳小屋を出発。晴れていますが稜線は強風でした、ここからが核心部の縦走 |
薬師岳へ凍った雪面をキックステップで登ります |
薬師岳頂上直下にて |
6:20 強風の薬師岳山頂に立つ |
富士山をバックに鳳凰三山の縦走路を行く |
北岳山頂は雲に隠れているもののバットレスを眺めながらの縦走が続く |
観音岳への稜線は雪が飛ばされています |
7:15 観音岳山頂にて |
縦走最後のピーク地蔵岳を目指す、最近の下界は初夏の陽気だったので、今朝の寒気、強風は身にしみる |
8:52 地蔵岳オベリスクの直下、賽の河原に到着する。 |
地蔵岳山頂標柱前にて |
御座石鉱泉に向け下降に移る。残念ながら、甲斐駒ヶ岳の頂上付近は雲の中です |
10:00 鳳凰小屋まで降りてきました。この先4時間強の長い下りが待っている |
途中、晴れ上がった富士山が眺められ、最後を飾ってくれました |
御座石鉱泉を目の前にした砂防壁で遊ぶカモシカを目撃 |
14:20 御座石鉱泉に到着して登山は終了。この後迎えのジャンボタクシーで甲府駅に戻りました |
5/4 朝は期待した御来光は拝めず、雲が低く遠望が利かないし、強風で非常に寒い。すぐに薬師岳山頂に立ち、縦走が始まる。稜線西側は強風で寒いので早々に通過、東側に出たら風は当たらず日が差して暖かでのんびりの繰り返しで距離を稼いで行く。残念ながら北岳等、南アのジャイアントは全て上部が雲に閉ざされている。地蔵岳を最後に下降に移ると主稜線東側となり、風も和らぎ暖かい。鳳凰小屋前後の樹林帯は残雪が凍っておりアイゼンを使用し、長い長い降りを続けてようやく御座石鉱泉に着いた。甲府駅周辺で入浴を済ませてくつろぎ、再び夜行バスに乗り込んで翌朝帰阪しました。 ベテランはかつての北岳や甲斐駒ヶ岳での苦闘に思いを馳せ、中級者は積雪のある長距離縦走に充分な手応えを感じながらの例会となりました。 |
記:板谷 写真:山倉、渡辺、板谷 |