オプション例会No.262 |
台高・三津河落山(654m)、西大台 例会記録 |
概要 |
『大台ヶ原の北面の訪れる人の少ないコースと、立入りが許可制となった西大台の静かなコースを歩きます』 |
日時 |
2018年7月21日(土)~22日(日) |
天候 |
7/21:晴れ時々曇り 7/22:晴れ |
担当 |
杉本康夫、小椋勝久 |
集合 |
7/21 7:00 近鉄阿部野橋駅西改札口前(7:20発 吉野行き急行に乗車、8:48大和上市駅着、マイカー分乗⇒大台ヶ原駐車場) |
行程 |
7/21 大台ヶ原駐車場~川上辻~三津河落山~大和岳~三津河落山~川上辻~日出ヶ岳~心・湯治館(泊) 7/22 心・湯治館~西大台~大台ヶ原駐車場⇒(マイカー分乗)大和上市駅 |
参加者 |
寺島直子、近藤さとみ、北山かな、大森朋江、前田守、村木正人、村木とも子 ・・・ 計9名 |
10:45 大台ヶ原駐車場でリーダーから今日の行程の説明と挨拶を受ける |
15分程度大台ケ原ドライブウエイを後戻りすると取りつきが現れる |
鹿よけのネット沿いを歩く |
11:22 名古屋岳に着く |
名古屋岳と三津河落山との間のコルにて休憩をとる。少し北へ行き過ぎているようだ |
三津河落山直下の急登を登る |
11:55 三津河落山に到着 地図上では三津河落山だが、どこにも山名を書いていない |
次の目的地へ向かう爽快な尾根道を歩く |
北西のピークに登ると三津河落山の立て札がある |
雨量計へ向かう尾根道、風が心地よい。 |
前方の山が次の目的地大和岳 |
12:44 大和岳に到着。昼食をとる |
感動の風景が広がる |
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次の目的地日出ヶ岳へ向かうため、三津河落山に向かって引き返す。 |
日出ヶ岳に行く道はところどころ切れていて解りにくい |
14:23 巴岳到着 |
日出ヶ岳直下から見る三津河落山 |
三津河落山から見る台高山脈のパノラマ |
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14:50 日出ヶ岳到着 |
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明日の西大台の入山のための講習をビジターセンターで受ける |
湯心館での夕食 お疲れ様 |
7/21大和上市駅から3台の自家用車に分乗して大台ヶ原に出発。大台ヶ原駐車場からドライブウェイを少し戻り川上辻から登山道に取り付く。大和岳までの五つのピークの標高は同じぐらいだが、樹林の中あまり人が通っていないようでわずかな踏み跡をたどるが意外と時間がかかる。三津河落山のピークに立つと今までの樹林がなくなり大和岳まで笹原の絶景が目の前に広がる。鹿の群れがこちらを見ながら走り去っていく。大台ヶ原では鹿が増えすぎ植生に大きな影響を与えているそうです。日出ヶ岳から駐車場まで戻り、ビジターセンターで西大台の入山のレクチャーを受け明日に備える。 |
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7:45 駐車場から大台教会に向かって出発 |
大台教会で登山の安全を祈る |
西大台の入山ゲート。監視員のチェックを受けマットで靴底を掃除する |
今回は時計回りでの散策 ナゴヤ谷の橋を渡る。ナゴヤ谷は昨日登った名古屋岳が源流。 |
8:33 タタラ力水到着 連日の晴天で水の量も少なそう。 |
カツラ谷のつり橋 |
展望台への分岐に荷物をデポし展望台へ向かう途中ミズナラの巨木を見る。 |
展望台到着 展望台から大蛇嵓を見る。右尾根の頂上付近に見える白い点が大蛇嵓。 |
9:59 デポした場所に帰り休憩。 |
大台ヶ原らしい風景の中を歩く。 |
開拓村手前のワサビダニの渡渉 |
苔むす谷 やはり大台は晴天より雨が似合う。心なしか木々もコケも日照り続きでさみしそうだ。 |
11:24 七つ池を通過 |
ナゴヤ谷上流、最後の渡渉。 |
12:38 駐車場到着 ご苦労様でした。 |
大和上市駅で解散の挨拶 |
7/22西大台地区は森林の植生を守るため立入許可制にして立入人数を調整しているため静かな雰囲気を楽しめます。以前は多くの人でこの地区も荒れていたそうです。入り口で許可証のチェックを受け西大台地区へと入る。展望所まで来ると東ノ川を挟んで遠くに千石嵓や大蛇嵓が小さく見える。開拓跡は明治時代に開拓が試みられたものの厳しい自然環境のため頓挫したそうです。苔の群生地ではあまり雨が降っていないようで苔本来の美しさが見れませんでした。苔には雨が一番ですね。今の時期花はあまりなくバイケソウの花だけが目立ってあちらこちらに咲いていました。西大台地区は樹林の中なので比較的涼しいが駐車場まで戻ると夏の暑さが余計に身にしみます(大阪に帰りたくな~い)。 |
記:杉本(康) 写真:小椋(勝)、村木(と) |