オプション例会No.270 |
百間山(999m)例会記録 |
概要 |
『秋の渓谷美を楽しみながら紀州の名峰に登ります。宿泊は大塔青年旅行村のバンガローです』 |
日時 |
2018年10月20日(土)~21日(日) |
天候 |
両日晴れ |
担当 |
小椋勝久、板谷佳史 |
集合 |
10/20 13:00JR和泉砂川駅 |
行程 |
10/20 JR和泉砂川駅⇒(車に分乗)大塔青年旅行村(泊) 10/21 旅行村⇒百間渓谷入口P~犬落ちの滝~百間山登山口~百間山~千体仏~犬落ちの滝~百間渓谷入口P |
参加者 |
岩本和行、村木正人、小椋美佐、安本嘉代、保木道代、大森朋江 ・・・ 計8名 |
10/20 16時頃大塔青少年旅行村に到着、バンガローに宿泊しました |
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10/21 百間渓谷入口の駐車場に移動、案内板で今日のルートを確認する。 |
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8:45 百間渓谷入口へ向かう |
8:54 渓谷沿いにしばらく進むと美しい「かやの滝」に出会う |
「ふたおい釜」 |
コースはよく整備されており、沢床を歩く部分もあるが、ハイキング気分で気軽に歩ける |
9:20「雨乞の滝」にて休憩 |
9:46 「犬落の滝」がこの渓谷のハイライト、落差40mはあろうか |
犬落の滝を過ぎると水量が減り道は少し悪くなって山道らしくなる。紅葉にはまだまだだが、緑が美しい |
「釜王の釜」深くえぐられた釜の水は神秘的な色をしていた |
11:07 無名の釜を鉄橋で通過すると渓谷歩きは終わる |
11:10 渓谷歩きが終わると百間山登山口が分岐する。百間山へ直登する尾根の取りつき点 |
山頂へ40分ほどの急登を頑張らねばならない |
日当たりの良い尾根上には「アサマリンドウ」が足元を彩り、目を楽しませてくれた |
11:46 百間山山頂に到着、我々だけの静かな山頂がうれしい。はるか北に大峰の八経ヶ岳や釈迦ヶ岳が確認でき展望にも満足 |
12:55 再び登山口に下って千体仏へ寄り道する。自然物なのか人工物なのか分からないがそれらしい石が点在している。平家落ち武者の墓とも山岳仏教の名残りとも・・ |
千体仏からの周回コースは、H23年9月の台風12号による崩壊箇所の復旧工事が続いており通行禁止のため、登路を下山する。 |
14:46 渓谷入口に戻る。この後駐車場で解散とし、大阪組と和歌山近辺組に分かれて帰路につきました |
今回、登山予定の百間山キャンプ場付近は平成23年の水害で深層崩壊が発生し数人の方が亡くなられています。その影響で、キャンプ場は閉鎖されているため、大塔青少年旅行村に泊まりました。水害や相次ぐ台風などで事前に大塔行政区に連絡して登山道について尋ねましたが犬落ちの滝までは確認できましたがそこから先は未確認との事。不安を抱きながらの出発! 現地駐車場に着いて回りを見るとまだ水害の跡が残っており復興工事中。渓谷入り口も以前と様相が変わっていて、より一層不安が募るが入山してみると渓谷のほうは水害の影響は少ないようだ。 秋の冷たい空気の中、ふたおい釜の滝、雨乞の滝、絵に描いたように静かにたたずむ犬落ちの滝を見ながら百間山登山口に向かう。その間渡渉もありなかなか面白い。百間山登山口からの登攀は急登の連続、最後の急登を息を切らせながら登り山頂に着くと雲ひとつない青空の下、風は心地よく、遠くは大峰の山々まで見渡せる事が出来ました。 山頂で昼食を済ませ下山後、千体仏を見て渓谷を下降する!午後3時に下山し駐車場で解散の挨拶をして帰途に着く。 今回、諸事情で車で移動の時、道を間違え時間のロスが発生した上、帰路の高速は大渋滞! 南紀の山に登る時は交通事情も考慮しなければと大反省しました。 |
記:小椋(勝) 写真:板谷 |