オプション例会No.279

九重、大船山と由布岳 例会記録

概要

『九重、大船山は6月にミヤマキリシマが満開になり、山はピンク色に染まり、美しい光景が広がります。円錐形の豊後富士と呼ばれる由布岳の2山を目指します。』

日時

2019年5月30日(木)~6月2日(日)

天候

5/31:曇り一時雨

6/1:晴れ

担当

前田守、大石隆生

集合

5/30 18:10 大阪南港サンフラワーターミナル

行程

5/30 19:05 南港フェリー乗船

5/31 6:55 別府港着⇒(レンタカー)由布登山口~由布岳~登山口⇒筋湯温泉(泊)

6/1 筋湯温泉⇒長者原~坊がつる~大船山~坊がつる~長者原⇒別府港 19:35発フェリー乗船

6/2 ⇒7:35南港フェリー乗り場着

参加者

板谷佳史、北山かな、安岡和子、保木道代、飯尾廣子、安本昭久、安本嘉代、上野あさみ ・・・ 計10名

5/30 18:10 大阪南港を出発しました。船旅から始まる山行も情緒があって良いものです

5/31 8:50 別府港からレンタカーに分乗して由布岳の正面登山口に着き、出発の準備中。

歩き出す前に聳え立つ由布岳を眺める。数時間後にはあの頂上に立つているはずです。

歩き出して樹林帯までの間、背の低いささ原を行く。

10:25 小雨の中を樹林帯から灌木帯に入ると、ミヤマキリシマが出迎えてくれた。

雨に濡れてひときわ鮮やか

11:20 マタエ(東峰・西峰間のコル)に着く。雨は止みそうだが風が冷たい。

時計廻りでお鉢巡りに出発。目の前のは障子戸と呼ばれている岩場のうちの2つ目の岩峰。

噴火口跡に切れ落ちたスリリングな鎖場を登る。

高度感があって少し緊張するクサリ場の通過

11:50 頂上が小さな広場になっている由布岳西峰に着く。

西峰からの下りでミヤマキリシマの群落に見惚れる。

鎖が無い手ごわい岩場を数箇所通過し、東峰へと登り返す。

10名ともなると岩場の通過には時間を要す

13:20 岩がゴロゴロしている由布岳東峰に着く。

東峰からマタエへとミヤマキリシマの群落の中を下っていく。

15:20 登山口の駐車場に戻る。

筋湯温泉・ゆのもと荘に着き露天風呂を楽しんだ後、いつもどおりに乾杯です。豊後牛、アユの塩焼き、地元産焼なすび、山菜多数など盛りだくさんの料理を堪能

5月31日
 別府でレンタカーを借りて由布岳登山口へ。登山口から綺麗な三角錐の由布岳が良く見える。背の低いササ原を過ぎて、樹林帯に入るころ、小雨が降りだす。飯盛ヶ城の分岐を過ぎるとジグザグの道で、登りやすい。所々ミヤマキリシマが綺麗に咲いている。マタエから山頂のお鉢巡りを行く。最初障子戸と呼ばれるスリル満点の岩場を登ると西峰に着く。ここが最高点だが岩場が有るので、東峰が一般的に山頂になっている。その後すり鉢状の噴火口跡を岩場の登り降りを繰り返して東峰に着いた。山頂から鶴見岳や別府湾、反対側は湯布院の街並みがよく見えた。マタエから往路を引き返す。
 由布岳は初心者向け(易しい)とお鉢巡り(難しい)の両方持っている、登って良し、眺めて良し、のいい山だった。下山後筋湯温泉へ移動した。

5:10 夜も明けきらぬうちに長者原の駐車場に着く。ここで朝食を済ませた後、出発前の注意がある。

歩き出して直ぐに「坊がつる讃歌の碑」があった。

タデ原湿原の木道を行く。この先、三俣山から北東に延びる尾根を越えて坊がつるに至る。

6:45 尾根を越える辺りにある雨ヶ池も木道で湿原が保護されている。

尾根を越え坊がつるに着く。中央やや左のピークがこれから登る大船山(たいせんざん)。

7:40 坊がつるのキャンプ場に着き、三俣山を眺めながら大休止。

8:20 テントの脇を通り抜け、大船山目指して歩き出す。

9:40 段原(大船山・北大船山間のコル)に着く。

10:10 大船山の頂上に着く。大勢の登山者で賑わっている。

雲の中の久住山、中岳方面の展望。

段原へと下っていく。

段原から平治岳にかけての稜線は赤く染まっていた

11:45 坊がつるに戻ってきた。長者原へはもう一度、尾根を越えなければならない。

14:05 タデ原湿原に戻る。この後、14:15に駐車場に着き今回の登山を終了した。

6月1日

 九重はミヤマキリシマが咲く頃は大渋滞すると聞き、筋湯温泉を4時半に出る。登山口の長者原に5時前に着いた頃、駐車場がほぼ満杯だった。新緑の美しい樹林帯を行くと草原状の坊がつるに着く。カラフルなテントが一杯張ってあり、人が多い。稜線から急登を行くと大船山山頂に着く。北大船山斜面はミヤマキリシマが綺麗に咲いていた。山頂から九重連山や阿蘇、祖母山までよく見えた。下山は往路を引き返す。帰り別府温泉に入湯後帰路に着いた。九州には良い山や温泉がたくさ ん有り、遠いようでフェリーやレンタカーを活用すれば、効率良く、安く行けるので又行きたい。

記:前田(守) 写真:大石、板谷