オプション例会No.302

鈴鹿・霊仙山(1083.5m)西南尾根~柏原道
「近畿の山リレー登山No.12」例会記録

概要

『昨年4月に同ルートの例会があり好展望に絶賛でした、積雪が締まった3月末の手頃な雪山経験コースとして再度選びました』

日時

2020年3月21日(土)~22日(日)

天候

両日晴れ

担当

板谷佳史

集合

3/21 7:50 JR大阪駅中央改札口前(8:00発 新快速・米原行きに乗車、9:20彦根着)

行程

3/21 JR彦根駅⇒(タクシー)今畑~西南尾根~霊仙山~経塚山~避難小屋(泊)

3/22 泊地~柏原道~JR柏原駅発⇒大阪着

参加者

村木とも子、大森朋江、脇本勇二、安岡和子、山倉康次、保木道代 ・・・ 計7名

3/21 10:00 今畑登山口にて出発準備

10:30 樹林帯の登り途中で最初の休憩

視界が開けた笹峠にてのんびりと休憩、今日は避難小屋までなので急がない

笹峠から先で石灰岩が露出した急斜面を行く

12:10 近江展望台へもう一息ですが一休みです

近江展望台付近から霊仙山頂方面を望む

途中の樹林中にお目当てのフクジュソウが群生していました、思わず歓声があがる

14:00 霊仙山最高点にて

稜線から今日の泊地避難小屋を望む、後方は伊吹山(向こうの山も積雪ゼロ)遥か白山方面のみ積雪が見える

14:25 霊仙山山頂に立つ

いったん経塚山とのコルに降りる、わずかに積雪が残る

15:00 避難小屋着、壊れているとの情報があったが、一部外板が剥がれている程度で問題なし

避難小屋内で夕食の準備風景

18:00 湖西の山並みに落日、手前は琵琶湖

最後の日差しを楽しみました

3/22 6:30 小屋を出発

少しの残雪の斜面を下山

9:00 2合目まで降りてきました

里に下りてきました、柏原駅まであと少し

10:20頃JR柏原駅に到着、事故で遅れていた列車に乗ることができ、予定よりかなり早く帰阪できました

 積雪を期待して計画しましたが、全く無し。雪が消えた後に咲くフクジュソウの最盛期に出会えたのはラッキーでした。念のためのアイゼンもお荷物に過ぎませんでした。雪が期待できないので調理用水も各自1.5リットル以上、荷が重い分登りもスローペースでしたが、小屋泊の強みで全く急がない。連休中でしかも絶好の天気とあって登山口には駐車しきれないほどの車が殺到していました。多くの登山者で賑わっていましたが、夕刻には山頂周辺は無人となりました。避難小屋泊は他に単独登山者が1名のみ。琵琶湖の向こうに沈む真っ赤な夕日を眺めた後、早々に就寝です。夜中はづっと強風が吹いていたのでやはり避難小屋はありがたい。

 翌日は少し雲が多い天気で期待した朝日は見られなかった。柏原道は霊仙の古典ルートというべき長いコースだが、下りばかりなのでコースタイムどおり5時間弱で駅に着いてしまった、予定より早い列車に乗れて帰阪できました。

記:板谷 写真:山倉、板谷