オプション例会No.353

北陸・三ノ峰(2,128m) 例会記録

概要

『山頂付近は高山植物の宝庫で、山頂からの白山の眺めは必見です』

日時

2022年7月2日(土)~3日(日)

天候

7月2日:曇時々晴れ、7月3日:晴れのち雨

担当

小椋勝久、杉本康夫

集合

7/2   6:45 堺東駅前集合  車に分乗後 7:00発 

行程

7/2 北陸道⇒上小池野営場 刈込池周辺散策

7/3 泊地~上小池登山口~六本檜~鳩ケ湯新道~剣ケ岩~三ノ峰避難小屋~三ノ峰~剣ケ岩

~鳩ケ湯新道 ~六本檜~上小池登山口~泊地 ⇒温泉センター水芭蕉⇒帰阪

参加者

村浪義光、中村仁紀、佐野雅美、小椋美佐、大森朋江、原正和、原康子、安岡和子・・・計 10名

 

7月2日 13:15 小池公園キャンプ場から刈込池まで散策に出発

木いちごがあちらこちらでたわわに実っています。

橋を渡って刈込池まで686段の階段を上ります。

ブナ林が気持ちいいです。

14:24 刈込池に到着

三ノ峰が望めます。

たくさんのモリアオガエル卵が木の枝にぶら下がっています。

キャンプ場少し手前で願教寺山が正面に見えます。

バーベキューの前に故板谷代表に対して黙とうをささげます。

いよいよ待望のバーベキューの開始です。

7月2日
 食料買い出しのため勝山市のスーパーに行くと 半夏生で越前の風物詩となっている焼きサバを焼いて販売していました。一般的には蛸を食べるがこちらでは夏バテ防止で サバらしい。買い物を済ませ 長く狭い県道を小池キャンプ場に向かう。 1日目は刈込池散策なので休憩後刈込池に向かう。茹だるような暑さの中、散策という言葉には ほど遠い階段状の登山道を上っていくと不覚にも熱中症になり頭痛と痙攣と吐き気が襲ってくる。 苦しい思いをしながら池に着くとそこから観る三の峰は素晴らしく疲れも取ることができた。 キャンプ地に帰りテントを設営、板谷会長の話の後黙祷を捧げた。
     
その後、楽しみにしていたBBQを 始める。山の話などで盛り上がり楽しさのあまり飲みすぎないよう早々に切り上げ就寝した。
   

5:37 三ノ峰登山口から出発です

遠く荒島岳が見えます。

ササユリとニッコウキスゲが共存しています。この付近から上部にはニッコウキスゲがたくさん咲いています。

カラマツソウ

ミヤマキンポーゲ

三ノ峰避難小屋

三ノ峰頂上

三ノ峰のピーク

ハクサンタイゲキ

ツガザクラ

六本槍まで戻って来ました。

ヤマボウシ

三ノ峰登山口まで戻って来ました。

車止めてある小池キャンプ場で解散です。

7月3日 

雨が降らないうちにと思い4時起床5時出発を目標にしていたがなんやかんやと時間がかかり  5時半過ぎに出発となった。テント場から頂上まで1200mの登りだ。天気を心配しながら  樹林帯を登っていくが暑いし風もない、汗をかきながら六本檜に着き鳩が湯新道を三の峰に向かって進む。六本檜からは南に野伏ヶ岳、願教寺山 西に赤兎山が見える。展望はよい  剣ヶ岩に差し掛かるころ雷鳴が聞こえた。嫌な予感をしながら剣ヶ岩で雨具をだす。  尾根道にはニッコウキスゲ、シナノキンバイ、タカネバラ、等が咲いていて疲れも癒してくれる。冷たい雨の中、最後の急登を登りきると霧の中に三の峰避難小屋が見えてきた。  中に入ると20人~30人の登山者で一杯になっており立休憩を余儀なくされた。  少し休んで頂上に行くがガスで何も見えない。  下山道から小屋付近を見ると大きな雪渓がある。寒いわけだ、小屋に入り少し休憩後下山する。 下山途中に霧も取れ登って来た道が雲の合間から見えてきた雄大な景色に感激をする。 六本檜に差し掛かると雨も小雨になりだらだらと続く下山道を黙々と歩き林道に着くと雨も上がりテント場に向かって歩く。途中温泉に寄り解散し帰阪の途に就きました

記:小椋(勝)、写真:杉本