オプション例会No.371 |
富士山(3,776m) 例会記録 |
概要 |
『♪頭を雲の上に出し 四方の山を見下ろして 雷様を下に聞く 富士は日本一の山♪」EPEクラブ創立以来、一度も登っていない日本一の山「富士山」の富士宮ルートから登ります。今回は観光バスをチャータし、大阪から直接富士山に向かいます。』 |
日時 |
2023年7月14日(金)~16日(日) 2泊3日 |
天候 |
7/14(金)曇り 7/15(土)曇り、強風 7/16(日)晴 |
担当 |
野原、前田、森本(善)、山倉(康) |
集合 |
7/14(金) ①午前7:00 難波・南都銀行前 ②午前7:20 西梅田・大和ハウス工業大阪本社ビル前 |
行程 |
7/14(金) 大阪⇒(観光バス)富士宮口五合目~御来光山荘(泊) 7/15(土) 泊地(深夜)出発~頂上(お鉢巡り)~御来光山荘~富士宮口五合目⇒ (観光バス)富士宮市内旅館(泊) 7/16(日) 泊地⇒(観光バス)大阪 |
参加者 |
谷、岩本、喜多田、和田、實繰、中川、石上、砂山、佐野、大森、上野、小椋(美)、大岡、中野、中原(正)、中原(俊)、(会員外)附野・・・計21名 |
7/14(金) 15:30 富士宮5合目に到着した。標高2400m、さあ元気に登るぞ。 |
16:00 6合目小屋、トイレはどこも有料で200円、山頂は300円でした。 |
つづら折りの火山灰の道を登って行った。 |
前方は宝永山。1707年(宝永4年)今から316年前に噴火した。富士山最大の側火山。 |
16:55 7合目ご来光山荘に到着 |
ご来光山荘にて夕食風景 |
7/14(金) 早朝の難波、西梅田に集まったメンバー21名。コロナ対策として大型観光バスをチャータ、1人で2席を使いゆったりと富士山へ向かいました。途中、富士宮口五合目に向かうべきところ、吉田口五合目に向かうというまさかのミスが発生。バス走行中に気づき方向修正を指示。運行指示書を見せてもらうと運転手のミスではなく、会社側の運行指示書の記載ミスが原因と判明。富士宮口五合目登山口で身支度を整えスタート。6合目の雲海荘、宝永山荘を通過し本日の宿、新七合目・御来光山荘到着。夕食後、直ぐに就寝に入るが後から到着した外国人客の声がうるさく一睡もできなかった。 |
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7/15(土) 0:00起床 食事を摂り、準備をして1:00に出発した。 |
暗い中をヘッドライトを付けて登るので、迷子にならないように、全員のリュックにピンクのリボンを付けたが、人は少なく迷子の心配はなかった。 |
9合目小屋は開いていたので、中に入って暖かい物を飲んでほっとする。 |
夜が明けて来た。期待したご来光は、曇って見えなかった。風が強く小屋の陰で休む。 |
山頂の白い鳥居が見えてきた。あともう少しで山頂。 |
6:20 山頂奥宮前に到着した。 |
山頂の郵便局にて登山証明書もらった。 |
強風の中、剣が峰を目指して登った。 |
最高峰剣ヶ峰で集合写真を撮った。外国人で一杯だった。 |
お鉢巡り1。火口直径780m、1周2.5k。噴火口の荒々しさが凄い。 |
お鉢巡り2。風が強くて何回も飛ばされそうになった。 |
下山開始。雨が少し降ってきた。 |
富士山に荷物を運ぶブルト‐ザー、前にエンジンが有るので、下山時はバックで下るのが大変らしい。 |
やっと宝永山の横迄降りてきた。今日は1時~15時の14時間行動した。オーバーワークだった。 |
富士宮の旅館から見る富士山。山頂に雪がないのが残念。ここからは巨大な砂山に見えるが、「登って良し」「眺めて良し」のやっぱり富士は日本一の山。 |
旅館にて無事下山を祝って宴会。 |
7/15(土) 真夜中午前0時起床、小屋は出発する客で大混雑。午前0時40分頃御来光山荘出発。小屋を出ると強風が吹きつけていました。元祖七合目・山口山荘でメンバーの1人が体調を崩す。小屋に少しの時間でもいいから休ませてくれないか交渉するも巌として受け付けない。仕方なく山倉リーダーの付き添いで下山。担当リーダーとしても残念でしたが、本人が最も残念だったと思います。元祖七合目・山口山荘上部から本格的にジグザク道が始まり、八合目・池田館を経て九合目・万年雪山荘到着。富士宮ルートで初めて、この時間帯にも利用できる食堂がありコーヒーやお汁粉等を飲みほっとできました。九合目・万年雪山荘から九合五勺・胸突山荘を経て、頂上直下の白い鳥居をくぐって富士宮口頂上、本宮浅間大社奥宮到着。奥宮を参拝したり、郵便局に立ち寄ったり、全員で登頂写真を撮ったりと思い思いに過ごしました。その後、強風の中を富士山頂剣ヶ峰に向かう。登山ルート毎に登り切った地点を山頂と名乗ってはいますが、やはり、この剣ヶ峰(3,776m)こそが正真正銘の富士山頂、日本最高地点、日本のてっぺんです。この剣ヶ峰で奥宮に戻るグループとお鉢巡りグループに分かれる。奥宮に戻るグループには森本リーダーがついてくれました。お鉢巡りは強風ではあったが順調に吉田口頂上の売店が並ぶ場所を通過。朝日岳手前の荒巻(火口から吹き上げる風の通り道)で猛烈な暴風に会う。吹き飛ばされないように風よけの石垣を必死に掴みながら突破。荒巻を通過後は特段の困難はなくスタート地点の奥宮に到着、売店で休憩後下山開始。富士宮ルートは往路がそのまま下山路になる。今日は真夜中にスタートしただけに、休憩を多く取ってはいるがメンバーの疲れもピーク。ゆっくり、慎重に下山を開始する。途中、メンバーの1人が体調不良を訴え、元祖七合目・山口山荘で休憩。森本リーダーとメンバー1人が付き添うことになった。新七合目・御来光山荘で預けてあった荷物を受け取り五合目に向けて下山を再開し、富士宮口五合目に全員集結後観光バスで旅館に向かいました。宿泊した旅館は富士山の展望が最大の売りになっており、最上階の大浴場から見た富士山は見事の一言でした。7/15(土)の富士山頂気象(気象庁調べ)最高気温7.1℃ 最低気温1.5℃ 風速20~26m/s(荒巻ではこの数値は超えていたと思われます) |
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7/16(日) 早朝から旅館の近くにある「富士山本宮浅間大社」をメンバー各々で参拝を済ませ、午前8時に大阪へ向け出発しました。今回の例会は、予定した全行程を全て達成できました。昨夜の夕食時に「快挙」と言いましたが、その気持ちはこの原稿を書いている今も変わりません。参加されたメンバーの頑張りと体力に敬意を表します。本当に、本当にお疲れさまでした。 |
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記:野原 写真:前田、山倉(康) |