オプション例会No.372

八ヶ岳連峰 赤岳 (2,899.4m) 例会記録

概要

『去年台風で中止になった八ヶ岳の稜線を歩きます』

日時

2023年7月28日(金)~29日(日)

天候

7月28日(金)晴れのち雷雨、7月29日(土)晴れのち曇り、7月30日(日)晴れ

担当

山倉(康)、森本(善)、西野

集合

7/28 7:00 難波・南都銀行前

行程

南都銀行前⇒(自家用車)名神高速⇒中央道⇒西野邸⇒桜平駐車場~オーレン小屋~東天狗岳~夏沢峠~硫黄岳~横岳~赤岳~阿弥陀岳~美濃戸口⇒(タクシー)桜平駐車場⇒西野邸⇒帰阪

参加者

大森 佐野 上野 有永 原(康) 原(正)・・・計9名

7月28日 14時10分桜平駐車場で出発の準備

急な降雨で合羽を着こみます

15時50分オーレン小屋に到着

夕食メニュー、馬肉のすき焼きが美味しかったです

夕食風景

     

     

     

     

7月28日

難波には予定より30分早く全員集合していただき出発しました、途中中央道の恵那山トンネル内での追突事故の影響で多少渋滞しましたが昼過ぎには西野邸に到着し西野さんを拾って桜平駐車場に到着しました。

14時10分、駐車場を出発ししばらく歩くと雷雨に襲われ急遽雨具を着こみます、夏沢鉱泉あたりで小降りになりオーレン小屋に到着時には雨も止んでいましたが靴の中まで濡れている人もいました。

7月29日 5時50分オーレン小屋前にて出発準備

稜線に出て根石岳、天狗岳を望む、手前の小屋が根石岳山荘

7時根石岳にて

天狗岳までもう少しです

7時30分東天狗岳にて

硫黄岳への登り

9時45分硫黄岳にて

横岳への登り、左の斜面にコマクサがたくさん咲いていました

11時15分横岳にて

地蔵の頭を過ぎ赤岳の急登が始まります

13時45分赤岳頂上にて

夕暮れの赤岳頂上

   
7月29日
今日から本格的な八ヶ岳縦走になります、当初予定では黒百合ヒュッテから天狗岳へ、ここから主稜線を阿弥陀岳まで南下する予定でしたが黒百合ヒュッテの予約が取れず、オーレン小屋から箕冠山経由で東天狗往復後南下することとなりました、5時50分小屋出発、樹林帯を抜けると天狗岳方面の視界が広がります、根石岳を過ぎ途中根石山荘に荷物をデポし東天狗岳へ7時30分到着、ここから主稜線の南下が始まります、西天狗を除く7座の縦走です、夏沢峠では多くの登山者がいましたがヒュッテは閉鎖されているようです、赤茶けた登山道を硫黄岳へ9時45分到着、いったん下って広い尾根を横岳基部へ、冬季に何度かこの稜線を歩いていましたが無雪期の八ヶ岳は初めてです、高低距離は短いですが変化のある稜線です、有永さんの大同心や小同心あたりの厳冬期のルート解説を聴きながら11時15分横岳着、小休止後また下ります、赤岳はもう目の前です、地蔵の頭を過ぎたあたりから本日最後の急登が始まり、13時45分赤岳着、今日は頂上山荘にお世話になります、時間も早いのでビールで乾杯し山の話で盛り上がっていました。

7月30日 4時47分ご来光です

5時30分赤岳頂上山荘前にて出発準備完了

阿弥陀岳へ鎖場が続きます

南アルプス遠望

富士山も美しい

7時15分最後のピーク阿弥陀岳にて

下りも岩場が続きます

10時30分美濃戸口へ続く林道まで下りてきました

11時美濃戸口へ下山、解散としました

   
7月30日
日の出は5時前です、ご来光を見るため小屋の周囲は早朝から多くの登山者です、今日も天気は良さそうです、5時30分準備を済ませ出発、阿弥陀岳へは鎖場や岩稜が続きます、手足を使っての上り下り、有永、西野、森本の指導の下無事本山行の最後のピーク阿弥陀岳へ7時15分到着しました、あとは長い下りを約4時間、11時に美濃戸口へたどり着き今回の山行を終了しました。
今回の山行は小椋代表が企画されていましたが、仕事が忙しくて参加できず私にチーフリーダを任されました、しかしながら、西野さん、森本さん、有永さんと言うベテランがほとんど行動中の指導をしていただきありがとうございました、森本さんと登山ガイドの西野さんがトップを務めていただき、又有永さんは岩場での行動や八ヶ岳冬季ルートの解説など経験と知識を生かした指導をしていただき感謝しています、参加メンバーも楽しく愉快に過ごせたと思います、ありがとうございました。
   

           記:山倉(康)   写真:山倉(康)、森本(善)