オプションNo.390

黒部川源流と雲の平 例会記録

概要

『2018年に黒部川源流を辿りましたが、今回は途中の祖父沢を辿り雲の平を訪れます』

日時

8月1日(木)~4日(日)

天候

8/1晴れ 8/2晴れ 8/3晴れ 8/4晴れ

担当

山倉(康)、森本(善)

集合

8/1  早朝 集合場所は別途打ち合わせ(マイカーにて分乗出発)

行程

8/1  湊町IC⇒阪高⇒近畿道⇒第2京阪⇒名神⇒北陸道⇒立山IC⇒折立

   折立~太郎平小屋泊

8/2  泊地~薬師沢出合~祖父平~祖父沢~雲の平山荘泊

8/3  泊地~薬師沢出合~太郎平~折立⇒立山山麓ピステ泊

8/4  泊地⇒帰阪

参加者

中村 大森 山倉(知) 小椋(美) 上野 ・・・計7名

8月1日9時30分折立出発

2時間ほど登ると樹林帯から抜け稜線が見えました

有峰湖を望む

薬師岳が見えてきました

石畳の長い登りが続きます

14時30分太郎平小屋着

太郎平より雲の平、水晶岳方面を望む

8月1日

大阪を早朝(真夜中)に出発し、朝9時半には折立に着きました。登山口の駐車場はすでに満タンで臨時駐車場に止める状況です。今日は太郎平までののぼりです。大阪よりは涼しいがスタート地点ではまだ標高が低いため暑いです。樹林を抜けるとカンカン照りです、ゆっくり登って14時30分太郎平小屋着。ここは薬師岳、黒部五郎方面、雲の平方面への基地敵地で小屋は満タン状態でした。

8月2日4時40分太郎平小屋前にて出発前

薬師沢へ木道を下る

薬師沢小屋着

黒部川に降りて沢歩きの準備を済ませました

本日は水量多く渡渉の繰り返しで上流へ

祖父沢出合い付近

祖父沢上流部を行く

祖父沢源流部、雲の平テント場まであと少しです

夕暮れの雲の平

8月2日

今日の行程は長いので4時40分小屋を出発。約2時間の下りで薬師沢小屋着、沢靴に履き替えて今回のメインコースへの出発です。歩き出していきなり大きなイワナが出迎えてくれます。私は過去3回この黒部源流域を訪れましたが今回の水量はかなり多いようでした、股下程度でのヘツリや渡渉で行けたところも、高巻きを強いられるところが4か所、予想以上に時間がかかって14時ころに祖父沢出合い着、祖父沢に入ってからは小滝の連続で急激に高度を上げてゆきます。苦しい登りは源流域まで続き、源流の雲の平テント場到着は19時になってしまいました。夕闇迫る木道を歩き雲の平山荘へ着いたのは20時になりました、15時間の行動でしたが小屋の手厚いもてなしに感謝して夕食を頂きました。

8月3日雲の平山荘で朝食を頂きました

6時雲の平山荘前にて

雲の平を行く

下山途中遥かに槍ヶ岳を望む

薬師沢出合いまで降りてきました

約4時間の登り返しでようやく太郎平小屋が見えてきました

折立へ長い下りが始まります

    GPS記録、上野さん提供

8月3日

6時小屋発、今日も快晴で長い1日になりそうです。なだらかな雲の平の風景を眺めながら歩き樹林帯からは一気に薬師沢出合いまで下ります。道は苔むして滑りやすくなっていますのでゆっくりくだっで9時30分薬師沢小屋着。ゆっくり休んで太郎平までの登りに備えます。汗をふきふき4時間登りようやく13時30分太郎平小屋着。あとは折立までの下りのみです。歩くのが嫌になるほど下って18時折立に全員たどり着きました。今日も12時間皆様よく頑張りました。

後はゲストハウスピステにお世話になりビールを楽しみながら過酷な3日間を振り返り夜更けまで楽しみました。

               記録:山倉(康)    写真:森本(善)